masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

奄美の災害を思うと

もう10月下旬と言うのに、昼間27・8度あり少し動けば長袖では
暑いですね。
6時には暗くなりますが、今日の朝は20度あり、秋と言う感じがしませんね。
日曜日は地デジで「日曜美術館」をはじめて見ました。
すごくきれいで、ブリューゲルの細かい部分が鮮明に見えて感動しました。
とくに「ネーデルランドのことわざ」はおもしろいですね。



ところで、数十年前、上の写真のところに私の生まれ生活した家がありました。
今は河川敷になっていますが、前はたくさん家があり梅雨時になると
川が増水し所々氾濫してました。
天井川でしたので、氾濫しなくても下水から水が逆流して床上浸水は
よくありました。
それに橋げたがあり、濁流の音がすごく無気味で怖くて、いつ決壊するかわからず、
夜は眠れませんでしたね。
両親はいつでも避難出来るようにしてました。
床上浸水の時は、井戸水は使えず、トイレも汲み取り式で使えず、
まして釜土ももちろんご飯も食べられませんでした。
最高で1階天井まで水が来たことがありました。
被害をあまり受けてない近所から、おにぎりの差し入れがあった時のことを、今でもよく覚えてます。
今は川幅が3倍になり、余程のことがなければ氾濫することはないでしょう。

しかし、奄美大島の災害もすごく甚大ですね。
命がけで避難された方も多いでしょうね。
濁流のように目の前を流れるのを見るだけで、足がすくみ生きた心地がしなく、
水圧の強さで、30センチの深さでも流されそうになります。
災害のあと片付けも非常に大変ですね。
肉体的にも精神的にも疲れ果てると思います。
最低1ヶ月はかかると思います。
そして完全に落ち着くまであと一ヶ月はかかるでしょうね。
家をなくされた方はどうして生活しようかと、めどが立たず、
行政のすばやい対応が欲しいですね。