masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

文学のしずく「野菊の墓」

昨日・今日の朝は最低気温が氷点下となり、寒い朝になりました。
先週末も寒くなり、1週間周期みたいですね、
今朝の「文学のしずく」は有名な伊藤左千夫の「野菊の墓」でした。
朗読が菊川怜さんで、情緒ある語りでした。
この小説は何度読んでも、最後は悲しいですね。
時代背景が世間の目がそうさせるのか、男女間の愛情が悪いことのように
取られてしまう。
その中で、政夫と民子との淡い恋がとても純粋で無邪気に描かれています。
「民さんは野菊のような人だね。」につきます。
現代であれば、政夫と民子は幸福な生活を送れたでしょうね。
この小説はたくさんドラマや映画になりましたけど、私は一切見ませんでした。
どうしても脚本が入り、主人公が演技する人に摩り替わるからです。
石坂洋次郎の「若い人」がそうです。
脚本が勝手に書かれ、橋本先生は残り間崎先生だけが学校を去って行くなど
原作と程遠い内容になるからです。
ところで、今回は原発収束宣言の撤回を書くつもりでした。
もう呆れ果てるだけですね。
炉心溶融の実態も把握出来ないのに、電力業界や経団連からの圧力でしょうか。
賠償金額を下げる目的でしょうか。
電気料金を早くあげたいためでしょう。