masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

ラジオ文芸館 松本清張 作「証言」

今日は久しぶりに晴れました。
台風27号が日本の南側を通過し、至る所で大雨となりました。

本日の「ラジオ文芸館」は松本清張作「証言」でした。
ドラマとして映画やテレビで放映されてますけど、私は見ません。
主人公が小林桂樹そのものになってしまうからです。
この物語ははっきり言って、主人公石野貞一郎の不倫、言わば
身から出た錆で同情に値しない行為です。
保身の偽りの証言が、次々とうそで塗り固めて、結局破滅してしまう
不倫の代償です。
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作:松本 清張

2013年4月14日放送のアンコール。
堅実なサラリーマンとして何不自由なく暮らしている主人公。
実は、妻に隠れて部下の女性と愛人関係にあった。
ある夜、愛人宅を出て流しの車を拾おうとした際に、顔見知りの
保険外交員の男と会ってしまい、会釈されて反射的に会釈を返す。
ところが、後日、その保険外交員が殺人事件の容疑者にされている
ことを知る。

語り:小野 卓司
2013年10月26日
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貞一郎は愛人千恵子の住むマンション中村橋の近くで杉山という
男に出会った。
杉山は貞一郎の自宅の近所に住む男で、数日後、会社に刑事が
訪ねて来る。
杉山は藤沢で起こった殺人事件の容疑者だが、その時間に貞一郎に
会ったとアリバイを主張しているという。
証言すれば杉山の容疑は晴れるが、そのかわり自分の不倫が
バレてしまう。
貞一郎は“心当たりはない”とウソをつき通す決心をし、千恵子に
口止めをするが・・・。
ところが、千恵子は学生の松崎と只ならぬ関係を結んでいた。
千恵子は松崎にそのことを話すと、松崎は友人に話して、友人は
石野に彼女の間柄をタネに脅迫した。
一方、杉山の殺人事件の裁判が始まり、新妻を殺しお金とカメラを
奪い、カメラを質入れした時、質店主は杉山だと証言し、また質札
を書いたのは杉山だと鑑定士が証言した。
残りの証言は貞一郎にかかっていたけど、その時は映画を見てたと
言って、映画の内容を話した。
裁判長から、観客の入りを聞かれると狼狽した。
まだ話しが続きますけど、
「あんなところで、あいさつしたばっかりに」とか言ってますけど、
奥さんを裏切ってることが、一番の罪悪ですよ。
地獄に落ちるのは当然でしょう。