masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

落合恵子さんの絵本の時間「ともだちや」

今日は最高気温13.7度、最低気温1.1度でした。
お天気は晴れて洗濯びよりでした。
ラジオの「あさいち」で、落合恵子さんの絵本の時間
「ともだちや」でした。
友達について考えさせることができる絵本です。

作:内田麟太郎  絵:降矢なな

「えー、ともだちやです。ともだちはいりませんか。」
「ともだちや」の幟(のぼり)を頭に立てたキツネが両手に
ちょうちんを持って、森の中を歩いています。
キツネはともだちやをはじめることを思いつきました。
一時間百円で友達になってあげるのです。
最初に声をかけたのは、ウズラのおかあさん。
お客さんではなく、赤ちゃんが眠ったばかりなので、
静かにしてくれというお願いでした。
次はガラガラ声のクマ。「いちじかん ひゃくえん」に
納得したクマは、キツネに一緒にイチゴを食べようと言います。
本来は食べないイチゴをキツネは我慢して食べました。
食べたくないイチゴを無理に食べて、しくしくするおなかを
押さえながら二百円いただきました。
「えー、ともだちやです。ともだちはいりませんか。」
お腹の調子がおかしくなってきたキツネを、木の陰から
呼び止める声がしました。
次にオオカミに「おい!キツネ」と呼ばれてトランプの相手を
することに。
楽しく遊んだ後、オオカミにお代を請求すると、
オオカミは・・・?
「ともだちからカネをとるのか?それが本当の友達か?」
と怒鳴られました。
キツネは初めて気がつきました。
本当のお友達はお金をとらなくても作れることを・・・
本当の友達はお金では買えないことを・・・
というより、商売しなくても友達が作れるんだ。
本当にお友達が欲しかったのは当のキツネでした。
オオカミは、絵の雰囲気からして悪者っぽいけど、
実はいいひと^^
本当にキツネのことを友達と思ってくれてるんだよね・・・