masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

大雪で救急車立ち往生

読売新聞 2月26日(水)17時33分配信
この記事を読んで、妊婦さんはもちろん、救急隊員をはじめ近所の
住民の手助けに感激しました。

記録的な大雪が降った山梨県で、15日に男児を出産した女性がいた。
救急車が雪で進めなくなる中、女性は担架で産婦人科医院に運ばれ、
17分後に赤ちゃんが無事誕生した。
119番から6時間余。地元住民らが雪かきをして進路を確保し、
搬送を手助けした。
埼玉県吉川市から山梨県笛吹市の実家に里帰りしていた主婦(28)は、
大雪が降り続く15日未明に陣痛が始まった。
午前4時すぎ、同市消防本部に連絡。救急車は数キロの道のりに
2時間かかった。
実家は、県道から約1キロの山道を進んだ先の、笛吹市境川町寺尾にある。
1メートルを超す積雪で救急車が進入できないため、
隊員5人が担架を抱えて山道を上り始めた。
隊員を迎え入れるため、母親(59)ら家族3人が、
自宅前の雪を懸命に掘った。
隊員は、主婦を乗せた担架を腰のベルトに固定して、山道を下っていった。
「頑張ろうね」。隊員の大塚宏明さん(30)が陣痛をこらえる主婦に声を掛ける。
雪の中を歩いていくのは大変で、30分で200メートル進むのがやっとだった。
見かねた近所の男性も除雪し、大塚さんらは午前8時半、県道に待機して
いた救急車までたどりつき、主婦を乗せることができた。
救急車は、主婦のかかりつけで、そこから約8キロの甲府市向町の産婦人科医院に
向かって走り出した。
しかし、300メートル走行したところで雪にはまり立ち往生。
今度は除雪業者が重機で救急車を引っ張って、脱出させた。
大塚さんが主婦の陣痛の間隔を計ると、担架で搬送中の5分から1分に縮まり、
いつ生まれてもおかしくない状態だった。
午前9時半、甲府市の国道20号から、目指す医院が見えた。
しかし、そこへ向かう生活道路が除雪されておらず、主婦は再び担架に。
医院で医師(57)が到着を待った。担架は見えているのに、なかなかたどり着かない。
やきもきしていると、近所の住民4、5人がスコップで雪をかき、通り道を作ってくれた。
主婦は午前10時過ぎに到着。間もなく、産声が聞こえた。
大塚さんは「除雪してもらえなかったら、間に合わなかった。
担架の上で生まれたら、新生児の体温が低下し、危険だった」と胸をなでおろす。
主婦は夫と相談し、生まれたばかりの次男に冬にちなんで「柊地(しゅうじ)」と命名
腕に抱き、「担架に乗せられている時、『一番大変なのは妊婦さん。頑張って』
と救急隊員から励まされ、心強かった。
この子を一生懸命育てなければと改めて思った」と涙ぐんだ。
主婦の母親「多くの人に助けてもらった。お礼を言いたい」
と感謝していた。
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最終更新:2月26日(水)17時33分

読売新聞