masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

絵本 3ぴきのかわいいオオカミ

今朝の最低気温は12.7度で、最高気温は18.8度でした。
暑くもなく、寒くもない気温でした。

今朝の落合恵子さんの絵本の時間
トリビザス文・オクセンバリー絵による『3ぴきのかわいいオオカミ』。
いうまでもなく、お馴じみの『3びきのこぷた』のパロディです。
絵をみると、オオカミたちが建てたコンクリートの家は、
ぐるっとコンクリートの塀で囲まれた基地のようないかめしい造りです。
鉄の家ときたら、塀の上にも家の回りにも鉄条網をめぐらし、窓には
鉄格子をはめ、鉄のドアには、扉を開けて対応しなくてすむよう、
テレビ電話までついています。
ブタがやって来ると、オオカミたちは、要塞のような家に67個の南京錠を
かけてたてこもってしまう。
恐怖と不安からオオカミたちが防備を固めるほど、それを破るために
大ブタの攻撃もますます過激になるぱかり。
何かが間違っていたと悟ったオオカミたちが最後に建てた美しい花の家は、
一見あまりにもきゃしゃで無防備だ。
けれども、その花が思いがけず悪いブタの心を作り変え、共存の道を開くことになる。
作者が、ここに世界の軍事状況への批判をこめているのは明らかだ。
ますます固い防備をめぐらし、その内側にたてこもることが、
はたして本当に平安をもたらすのだろうか。


『3ぴきのかわいいオオカミ』。
3ぴきのかわいいオオカミが、おかあさんと一緒にくらしていました。
ある日、おかあさんが言いました。
「おまえたち、そろそろかあさんのうちを出て、自分たちのうちを造りなさいな。
でも悪い大ブタには気をつけるのよ」。
3びきのオオカミは、しばらくいくうちに、レンガを運んでいるカンガルーに会いました。
カンガルーはレンガをどっさりくれました。3びきはレンガのうちを建てました。
次の日、悪い大ブタがやって来て、レンガのうちをみつけました。
ブタはドアをたたいて、どなりました。
「おいおい、ちぴオオカミ、中にいれろ!」「いやだよ、いやだ、いれないよ」
「そんならおれさまがふうーっとふいて、ぶうーっとふいて、
おまえたちのうちをぷちこわしてやるぞ!」。
ブタはそう言ってふうーっとふいたりぶうーっとふいたりし始めましたが、
うちはこわれません。ところが、このブタ、どこかへいったかと思ったら、
大きなハンマーをもって帰ってきて、レンガのうちをこわしてしまいました。 
「もっと丈夫なうちを建てなくちゃ」とオオカミたちは話し合いました。
そのとき、コンクリートをこねているビーバーを見つけました。
3びきはコンクリートのうちを建てました。
ところが、悪い大ブタは、電気ドリルをもってきて、うちをめちゃくちゃに
こわしてしまいました。
「もっともっと丈夫なうちを建てなくちゃ」。
そのとき、鉄条網や鉄骨や鉄板や重い鉄の南京錠をつんだトラックが走って
きました。
運転手のサイは丈夫なガラスやしっかりしたはがねの鎖までくれました。
そこで3びきは、とびきり丈夫なうちを建てました。
ところが、ブタはダイナマイトをもってきて…うちはどっかーんとふっとんで
しまいました。
「きっとぽくたち、まちがった材料で造ってたんだ。もっと違うものでうちを建てなくちゃ」。
そこへ花をいっぱい積んだ手押し車をおしながらフラミンゴがやって来ました。
3びきは花のうちを建てました。
悪い大ブタがやって来て、「ふうーっとふいて、ぷちこわしてやるぞ」。
ところが、ブタが大きく息を吸い込んだとたん、甘い花の香りがふわっと鼻の穴に入りました。
ブタは体じゅうがいい香りでいっぱいになるくらい、息を吸い込みました。
するとブタの心はだんだん優しくなっていきました。
そして、おれはいままでなんて悪いブタだったんだろうと思いました。
つまり、ブタはいい大ブタになったんです。
3びきのオオカミはブタにこんにちは、
とあいさつしてから、一緒に遊び始めました。
4ひきはそれからいつまでも伸良く幸せにくらしましたとさ。