今日は一日中雨となり、昨日と違って気温が下がり過ごし易かったです。
最高気温23.4度、最低気温が19.5度でした。
熊本市中央区のダイエー熊本下通店が11日、再開発に伴い閉店しました。
私はダイエーというより、大洋デパートの思い出が多いですね。
小学生の時、月一回兄らに連れて行ってもらいました。
両親は忙しくて、10歳年上の兄が主でした。
屋上で遊んでいると、NHKののど自慢の係りの人に呼び止められて、
8階ホールに連れられて、初めて中継を見て興奮したことを覚えてます。
お客さんが少なく、拍手の仕方や、合図を見て手拍子したり。
それに、屋上の乗り物を楽しんだり、行き帰りの電車も楽しかったですね。
その建物も、6月にも解体工事が始まり、2016年秋には跡地を含めた一帯に
複合商業施設がオープンする。
かつては「中心商店街のランドマーク」として栄え、死者104人を出した
旧大洋デパート火災の現場ともなった建物は、約60年の歴史に幕を下ろす。
旧ユニードが出資した熊本城屋を経て、同店は1995年9月にオープン。
地下1階、地上8階の建物は、1952年開業の旧大洋デパート時代からの
もので、60年以上が経過。
耐震基準を満たしていないため、補強工事か、建て替えが迫られていた。
売り上げも低迷が続き、同店の14年2月期の売上高は約21億円。
ピーク時から半減した。こうした状況を受け、ダイエー(東京)は昨年、
地元デベロッパーの南栄開発(同市)に土地とともに売却することを決定。
引き渡しは今月30日で、新施設はファッションなど物販中心のビルになる予定。
最終日のこの日は、顧客や最終セールに駆け付けた客で終日にぎわい、
精算を待つ客が列をつくったため午後6時の閉店予定が45分オーバー。
「長い間、お疲れさまでした」と別れを惜しむ客もいた。
閉店後、多くの客が下通入り口で見守る中、赤澤敏彦店長は
「18年間、地域のみなさんに支えられてきた。
新たな商業施設で再度オープンするので、今後ともよろしくお願いします」
と述べ、従業員約60人と頭を下げた。(飛松佐和子)