masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

絵本 まどさんからの手紙 こどもたちへ

今朝は落合恵子さんの絵本の時間
『まどさんからの手紙 こどもたちへ』でした。
まど みちお:作  ささめや ゆき:絵


まどさんは1909年に山口県徳山町(現周南市)で生まれ、3年生まで
徳山小学校に通った。
手紙は94年5月に当時の在校生から送られた手紙への返信として書いた。
まどさんは手紙の中で、小学生をこう元気づけた。
「(苦しみやつらさの克服を)くりかえしているうちにみなさんはじぶんの
なりたいようなおとな、だいすきなおとなになるのです」
小さな子供たちに届きやすいやさしい言葉で、飢餓や戦争、自然破壊にも
触れ「いまのおとなのちからではそれらをなおしきれないのです」
「はやくおとなになってこうしたことをなおしてほしいのです」
と呼び掛けている。
普段あまり意識しないことですが、命は時間です。

今この瞬間を精いっぱい生きる、そしてその精いっぱい生きた
瞬間の連なりが自分自身を作っていく。

・・・・わたしも ちからいっぱいがんばるつもりですが
わたしは もう84さいの としよりです。
どんなに がんばっても たいしたことは できません。
でも みなさんは ちがいます。
みなさんが いま ぜんりょくを あげれば
それは もうできないことは ありません。
どうか みなさん、まいにち まいちにを

むだに しないでげんきいっぱいに
やってください。

あそぶのでも べんきょうでもおてつだいでも 
どんなことでもげんきいっぱいに やってください。
まいにちが たのしくなって いよいよ 
どんなことでも ほんきで
やることが できるようになります。

むろん くるしいことやつらいことも あるでしょうが、
そんなことは あたりまえで、その くるしいこと 
つらいことを ひとつずつ かたづけて
のりこえていくとき、
こんな うれしい たのしいことないのです。
それを くりかえしているうちに
みなさんはじぶんの なりたいような おとな、
だいすきな おとなに なるのです。


まどさんが、1994年日本人初の国際アンデルセン賞作家賞を受賞した時、
母校の山口県徳山小学校の子どもたちから届いたお祝いの手紙。
それに対して書いた返事が、この絵本になりました。
まどさん84歳の時のこと。
そして今年2月、逝去されました。
104歳!

実にたくさんの、子どもから大人まで多くの人に愛される詩を
残してくれたまどさん。
子ども達に分かりやすい言葉で書かれた手紙。
大事な事を言うのに、難しい表現はいらないんだなって思いました。
懸命に生きてきた人が伝える、
「くるしいこと つらいことを ひとつずつ かたづけて 
のりこえていくとき、
こんな うれしい たのしいことは ないです

最後にまどさんはこう締めくくっています。
「小学生は うまれてはじめての がっこうで、
たった 一かいきりの すばらしい『とき』です。
すっごい『とき』です。
ぜんりょく あげて がんばって
ぜんりょく あげて たのしんでください。」
そうそう!何事も頑張って!!! 楽しんで