masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

絵本 ボタ山であそんだころ

今朝は落合恵子さんの絵本の時間
ボタ山であそんだころ』でした。
私の小さい頃は、毎日練炭と豆炭を使用してました。
お湯を沸かしたり、お魚を焼いたり、冬はこたつや
火鉢に使用してました。

さく・え ; 石川えりこ
発行 ; 福音館書店
40P. 27×22cm
定価 ; 1.500円+税


 わたしのうまれた町には、
 炭坑がありました。
 お父さんは炭坑のしごとをしていました。
 家でご飯をつくるのにも、お風呂をわかすのにも、
 石炭を燃料としてつかっていました。
 石炭が少なくなると、
 お父さんはトラックいっぱいに
 つんでかえっていきます。
 おじいちゃんと姉とわたしと弟で、
 石炭を小屋へはこびます。

炭坑の町に生まれた「わたし」の暮らしのなかには、
石炭がたくさんありました。
ご飯をつくるときも、お風呂をわかすときも、
石炭を燃料として使っていました。
石炭を掘るときにできた「カンラク池」は、
わたしたち子どもの秘密の遊び場でした。
小学3年生になって、
はじめての友だちが隣の席のけいこちゃんでした。
2人は、石炭のくずが積もったボタ山を登ったり、
石炭を洗う水で黒くなった川を
飛び越えたりして遊んでいました。
ある日の算数の授業中、
耳をつんざくようなごう音とともに、
何機ものヘリコプターが飛んできて、
炭坑のサイレンが鳴り響きました。
先生に名前を呼ばれたけいこちゃんが、
締め忘れたランドセルのふたを揺らしながら、
校門に向かって走り出しました……。
けいこちゃんはおとうさんの死亡で、引っ越して行きました。
それから、けいこちゃんから大きな封筒が送られてきました。
借りていた定規とお手紙が入ってました。
昭和時代の炭鉱町、
日本の豊かさを支えてきた人々の生活、
当時の小学生の様子を、
作者の体験をもとに生き生きと描いています。
世代を越えて、家族みんなで読んでいただきたい絵本です。

【プロフィール】
石川えりこ
1955年、福岡県嘉麻市に生まれる。
画家であった祖父の膝の上で、小さい時から絵ばかり描いていた。
九州造形短大デザイン科卒業後、福岡市、静岡市仙台市など広告代理店で
デザイナーを経てフリーのイラストレーターへ。
絵本・児童書挿絵をはじめ、書籍装画、雑誌・広告など多方面で活躍中。
著書に『くろうさぎはねた』(海風社)、『くじらのおれいまいり』(教育画劇)、

日本児童美術家連盟会員。
横浜市在住。