masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

政府予算案で県内の声 「福祉、切り捨てか」

深夜、雨とともに雷鳴がとどろきました。
雨は止んでましたけど、朝方の気温は8.4度と暖かく感じました。
県内は15日未明、西からの低気圧が通過した影響で、一時的に激しい雷を伴う雨に見舞われました。
天草市本渡では午前1時までの1時間に18・5ミリの強い雨が降りました。
熊本市南区富合町平原の工事用資材倉庫か、落雷が原因とみられる火災が発生しました。
前線を伴った低気圧の影響で、西日本(近畿、中四国、九州)と東日本(関東甲、北陸、東海)の太平洋側を中心に激しい雨となるほか、関東地方の山沿いでは大雪の恐れがあるとしてる。
気象庁によると、低気圧は発達しながら本州南岸を東北東に進む見込み。
高知県室戸市では15日朝、1時間に43ミリの激しい雨が降ったと。
さて、 「福祉、切り捨てか」と、政府予算案で県内の声が上がってます。
政府が14日に閣議決定した2015年度予算案で、焦点の一つだった社会保障費は介護報酬や生活保護の一部が切り下げられた。
生活困窮者へのしわ寄せや介護サービス低下が懸念され、県内でも「福祉を切り捨てるのか」と不満の声が上がっている。
介護サービス事業者に支払われる介護報酬は、15年度改定で2・27%引き下げられる。
利用者負担は軽くなるが、特別養護老人ホームなどでつくる全国老人福祉施設協議会は「断固反対」の姿勢を鮮明にしていた。
「収益確保が困難になり、大きな打撃だ」と協議会副会長を務める鴻江圭子・県老人福祉施設協議会長(63)。
「サービスの質の低下につながりかねない。行政は報酬削減ではなく、粗悪な事業所の精査が先決ではないか」と指摘する。
一方で介護報酬には、職員1人当たり平均月1万2千円の給与アップも盛り込まれている。
しかし、県介護福祉士会の石本淳也会長(43)は「給与アップには一定の条件があり、事業所の意識次第。
手放しでは喜べない」。給与が上がっても「賞与や手当を削られれば全く意味がなく、パフォーマンスで終わる」と危惧する。
消費税再増税の延期に伴い、低年金者への月5千円の給付開始は17年4月へ先延ばし。生活保護費は、家賃相当の「住宅扶助」などが減額される。
「県生活と健康を守る会連合会」の阪本深[ふかし]事務局長(77)は「予算総額が過去最大でありながら、なぜ生活保護を削るのか。増税が延期されても、切り詰めなければ生活できない」と、生活保護世帯や年金生活者の先行きを不安視した。
(横山千尋中村勝洋)