masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

高3女子自殺、いじめが要因の一つ 県調査委

高3女子自殺は、いじめが要因の一つと、県調査委員会が答申しました。
学校の調査委員会は、どうしても最初から真実を隠ぺいしようとする体質があるのでは。
そして、いじめと自殺の因果関係を認めたくないので、調査もずさんになるのでしょう。
県央の県立高3年の女子生徒が2013年4月に自殺した問題で、学校による調査の妥当性を検証した県いじめ調査委員会(委員長・古賀倫嗣熊本大教授)は15日、「いじめが自死の要因の一つになった」とする調査結果を蒲島郁夫知事に答申した。
因果関係は不明としていた学校調査については「証拠に基づく整理・分析を行った形跡が見られず、事実関係に関する詳細な調査が不十分」と厳しく批判した。
学校の調査委員会では、いじめがあったことは認めたものの、「自殺の要因だったかは分からない」としていました。
これに対し女子生徒の両親は納得せず、熊本県は去年1月に法律や教育の専門家による調査委員会を設けて検証を進め、その結果が15日に蒲島知事に報告されました。
県によると、13年9月施行のいじめ防止対策推進法に基づく知事の再調査で結果がまとまったのは全国初。
県内の児童生徒の自殺をめぐり、第三者機関がいじめとの因果関係を認めたのは、和水町設置の第三者調査委員会による中3男子のケースに次いで2例目。
報告書は、いじめがあったと裏付ける事実として9件を認めた。
学校調査で「いじめがあった」としていた体育大会のダンス練習をめぐっては、不得手だった女子生徒に対して周囲の生徒が「顔がキモイ、動きが鈍い」「泣いてどげんなっとや。踊れんとが悪かろが」などと言ったり、練習の様子を笑ったりしたとする8件を認定。
そのうえで、誰も救いの手を差し伸べてくれない孤独感やつらい状況が続くことへの絶望感などが心の中で積み重なり、自殺にいたったとして、いじめは自殺する要因のひとつになったとしています。
「強い心理的負担の一つであったことは間違いなく、自死の要因の一つになったものと考えられる」とした。
2年の2学期に女子生徒が友人にいじめを相談した事実1件も新たに確認したが、自殺との因果関係は「不明」とした。
学校の調査に関しては、担当組織(6人)に外部専門家が1人しかおらず、専門性、客観性に問題があり、重大事態を調査するには不十分な体制だったと指摘した。
調査委は知事の諮問を受け、昨年12月までに会合を14回開き、学校の調査結果のほか、遺族や校長など計10人への聞き取り結果など、調査委独自の追加分を含む462件の証言を検討した。
会見した古賀委員長は「今後、不幸な事態が発生しないよう、教職員の研修と児童生徒への働き掛け、啓発学習を進めるきっかけにしてほしい」と述べた。
答申を受けた蒲島知事は「厳粛に受け止める。県教委へ速やかに通知し、適切な対応と改善を求めたい」と話した。
(福井一基)