masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

霧の海、浮かぶ教会 天草市河浦町・崎津地区

厳しい冷え込みで蒸気霧が発生した崎津集落=18日午前7時半ごろ、天草市河浦町


県内各地で厳しい冷え込みとなった18日、天草市河浦町の崎津地区では早朝から蒸気霧が発生し、海辺の集落が霧に浮かび上がる幻想的な光景が広がった。
蒸気霧は主に冷え込んだ朝に見られる現象で、暖かい海水から出た水蒸気が冷たい空気に冷やされて発生する。
別名「気嵐[けあらし]」。
熊本地方気象台によると、この日の最低気温は同市牛深で1.8度となるなど各地で平年を下回る冷え込み。
崎津集落が面した羊角湾では、午前6時半ごろから徐々に霧が発生。空が明るくなるにつれて“白い海”に崎津教会などが浮かび上がり、訪れたアマチュアカメラマンらが熱心に撮影していた。(石本智)
今回、崎津教会は世界文化遺産登録を目指しています。
政府は16日、2016年の世界文化遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本)と「国立西洋美術館本館」(東京)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に正式な推薦書を提出することを閣議了解した。月内に送付し、今秋にもユネスコの諮問機関による現地調査が行われる。
長崎の教会群は、現存する日本最古の教会で国宝の「大浦天主堂」(長崎市)や、島原の乱一揆軍が籠城した「原城跡」(南島原市)など8市町の14資産で構成。
キリスト教伝来後の文化交流や、徳川幕府が禁止した後250年もの潜伏を経て復活した特異な歴史などの価値を訴えている。