masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

阿蘇山噴火活発な活動続く 宿泊キャンセル4000人超

去年11月の噴火から25日で2か月がたった阿蘇中岳第一火口について、気象台は、活発な噴火活動が続いているとして注意深く監視を続けています。
福岡管区気象台によりますと、阿蘇中岳第一火口は、去年11月25日に噴火が確認されて以降、連続的に噴火を起こしていて、2か月たった、25日も噴煙の高さが火口からおよそ600メール上がったのが観測されました。
26日は午前4時半すぎに噴煙が火口から200メートルほど上がったのが観測された後は、雲や霧に覆われています。
ただ、今月23日以降も夜間に火口近くで高熱で赤くなった噴石が飛ぶのが確認されたほか、火山性微動の振れ幅の大きい状態が続き、噴火に伴う空振もときどき起きています。
このため気象台は、活発な噴火活動が続いているとして注意深く監視を続けるとともに、噴火警戒レベルは2のまま、大きな噴石の飛ぶおそれのある火口から1キロの範囲に立ち入らないことなどを呼びかけています。
また、阿蘇山周辺の旅館やホテルではこれまでにおよそ4200人のキャンセルが出たことが県のまとめでわかりました。
それによりますと去年11月25日の噴火から今月23日までに阿蘇市と南阿蘇村、それに高森町の旅館やホテルでは、およそ4200人のキャンセルが出たということです。
噴火から1か月の間におよそ3000人、その次の1か月でおよそ1200人となっていて、キャンセルは、しだいに減っているとみられます。
しかし、観光施設などの利用者は、依然として前の年と比べて2割から3割ほど少ない状態が続いています。
県は観光客を呼び戻そうと「くまもと阿蘇は元気です!」と銘打って東京や大阪などの大都市圏で阿蘇地域の観光をPRするなど、キャンペーンを展開しています。