masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

バス運転手 車内で8分間の心臓マッサージ

カナロコ by 神奈川新聞 2月20日(金)7時3分配信
バス運転手が乗客の命救う 車内で8分間の心臓マッサージ
「あの時は自分でやるしかなかった」と話す清水さん=青葉消防署
横浜市営バス車内で倒れた乗客の救命に貢献したとして、運転手の清水淳さん(36)が18日、青葉消防署に表彰された。
清水さんは「無我夢中だった。助かってほっとした」と振り返った。


2014年11月。都筑区青葉区を結ぶ路線バスを運転していた清水さんが後方の物音で振り返ると、通勤途中の男性会社員(66)があおむけで倒れていた。「大変だ」。信号待ちのさなか、とっさに駆け寄った。
呼吸はおろか、手首に指を当てても脈はない。
すぐに119番通報。6年前の救命救急講習を思い出しながら、電話口の消防局員の指示で、救急隊が到着するまでの8分間、無心で心臓マッサージを続けた。乗客には後続のバスに乗り換えてもらった。
救急隊が自動体外式除細動器(AED)を使用、呼吸が戻った。
同署によると、男性は急性心筋梗塞で、手術を受け15日後に退院、職場に復帰した。
医師は「清水さんがいなければ、危なかったかもしれない」と話したという。
清水さんは後日、職場を訪れた男性に「あなたのおかげで助かった」と握手を求められた。
この日、斎藤俊彦署長から感謝状を受け取った清水さんは「命の重さをあらためて知った」と語った。