masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

熊本市動物愛護センター:犬の殺処分ゼロ 14年度

熊本市動物愛護センターに保護されている犬たち

熊本市動物愛護センターは2014年度、初めて犬の殺処分ゼロを達成した。
02年に全国に先駆けて「犬猫の殺処分ゼロ」を目標に掲げ、安易な飼育放棄を防ぐための飼い主への説得や、保護した犬猫の譲渡などに力を入れてきた。
センターによると、02年から高齢や病気などを理由に引き取りを希望する飼い主への説得を強化したり、保護した犬猫の情報を市ホームページに掲載するなどして返還や譲渡を進めてきた。
新たな飼い主には事前に講習会を開いて最後まで責任を持って飼育するよう指導もしている。
2002年、全国に先駆けて獣医師や愛護団体などとともに「動物愛護推進協議会」を設立した。
「殺処分ゼロ」を目標にペットを持ち込む飼い主への説得やインターネットで迷い犬や譲渡できる犬の情報を提供し、休日譲渡会の開催など幅広い取組みを行なっていた。
その結果、2005年度は300匹を超える殺処分が行われたが、その後、処分数が減り今年度、初めて殺処分数がゼロとなった。
現在、センターに収容されている犬は63匹で、愛護センターはすべての犬に飼い主が見つかるよう取り組んでいくと話している。
これらの取り組みにより、センターが飼い主から引き取った犬は01年度の303頭から14年度は5頭に激減。
飼い主への返還は01年度の64頭から14年度は213頭に増えた。
殺処分は01年度の567頭から14年度はついにゼロとなった。
感染症の発生がなかったことも要因とみられる。
一方、猫の殺処分が14年度14頭となったのは、犬に比べ交通事故に遭うリスクが高く、安楽死させるほかないケースがあることなどが要因と考えられる。
そのため、センターは野良猫を増やさないよう不妊去勢手術の徹底や放し飼いをしないことなどを訴えている。
センターの村上睦子所長は「殺処分ゼロは人と動物との共生社会の実現へ向けた通過点。
今後も動物愛護のため活動を続けたい」と話した。【志村一也】

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