masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

企業の景況感、足踏み 3月の日銀短観、先行き悪化

今朝は、曇り空で深夜に弱い雨が降り、熊本市で最低気温は8.7度でした。
県下、阿蘇市で5.0度、南小国で5.2度、あさぎり町で9.5度で、菊池市で8.3度でした。
高森町が4.5度と一番寒い朝になりましたけど、4月にしては寒い朝になりました。
北〜東日本では厳しい冷え込みになり、 関東甲信では雪も。
上空の寒気の影響で北日本から東日本にかけて厳しい冷え込みになっていて、平野部でも雪が積もっているところがあります。
午前8時の気温は宇都宮市で0度7分、札幌市で1度5分、盛岡市で1度6分、東京の都心で2度8分などと厳しい冷え込みになっています。
山沿いを中心に雪が降り、午前8時の積雪は長野県軽井沢町で6センチ、福島県白河市で5センチ、宇都宮市で2センチとなっています。
さて、企業の景況感は足踏みが続いているとのことです。
日銀が1日発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)は、最近の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業で昨年12月の前回調査と同じプラス12だった。
大企業非製造業はプラス19と2ポイント改善したが、先行き見通しは大企業、中小企業いずれも悪化し、中小企業全体の景況感も低迷した。
原油安や円安を背景に企業収益は拡大しているが、消費税増税や物価高の影響が残り、個人消費の回復がもたついていることが響いた。
景気の先行きには不透明感が漂っている。
東京株式市場の日経平均株価は一時、約3週間ぶりに1万9000円を割り込んだ。(共同)
また、日銀熊本支店が発表した短観・企業短期経済観測調査によりますと、県内の企業の景気判断は全体ではやや改善したものの製造業で悪化しました。
日銀は、製造業の悪化は一時的で、基調的に緩やかな回復との見方に変わりないとしています。
日銀の短観は3か月ごとに行われ、今回は、2月下旬から3月まで県内155社を対象に調査しました。
それによりますと、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を差し引いた値は「プラス6」で、前回、去年12月の時点より4ポイント改善しました。
ただ業種別に見ると製造業は「プラス2」で6ポイント悪化しました。
鉄鋼業や金属製品で住宅や建設の分野での需要が落ち込んだことや、海外向けの輸出が鈍化したことによるもので、鉄鋼業は67ポイント、金属製品は17ポイント悪化しました。
一方、非製造業は消費税率引き上げの影響が、収束しつつあることや、円安で外国人観光客が増えたことなどによって10ポイント改善し、「プラス9」となりました。
また、3か月後の景気の見通しは、製造業は(+5)で改善非製造業は(ー2)でやや悪化するとしています。
日銀熊本支店では、「製造業の悪化は一時的で、基調的に緩やかな回復を続けているという見方に変わりはない」としています。