masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

日銀短観 3期ぶりに改善はおかしい

今日の熊本市は、晴れ時々曇り空でしたけど、昨日より蒸し暑さは少し減りました。
熊本市の最高気温は27.9度、菊池で27.6度、人吉市で22.9度で、南小国で28.0度、阿蘇市乙姫で25.2度になりました。
県南部は夕方から雨が降って、気温があまりあがりませんでした。
さて、日銀短観は自分たちの良いところだけ取り出して、景気が回復してるように見せてる気がしてなりません。
円安で輸出産業は景気が回復してるでしょうけど、原材料を輸入してる中小企業は大変でしょう。
全国のおよそ1万1000社を対象に調査したとされますけど、選択の仕方では結果は大きく変わるのではないでしょうか。
中小企業の数は約400万社あり、大企業は0.3%しかないのに、大企業だけで景気を判断するのはおかしいのでは。
大企業・非製造業だけでは、日本の本当の景気を反映してるのか、大変疑問です。
中小零細企業のデータの比較などもとるべきです。
日銀が1日発表した短観=企業短期経済観測調査で、代表的な指標となっている大企業の製造業の景気判断は、国内の設備投資が持ち直していることなどを受けて、プラス15ポイントと3期ぶりに改善しました。
大企業の非製造業も3期連続の改善となり、いずれも消費増税前の去年3月以来の水準近くまで回復しました。
日銀の短観は3か月に1度、企業に景気に対する見方を聞くもので、今回はことし5月下旬から先月30日までの期間、全国のおよそ1万1000社を対象に調査しました。
それによりますと、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた値は、代表的な指標となっている大企業・製造業でプラス15ポイントと前回の調査を3ポイント上回り、3期ぶりの改善と
なりました。
これは円安の効果で好調な企業業績を背景に、工場の増強など企業が設備投資に前向きになっていることなどがあるとみられます。
また、大企業の非製造業はプラス23ポイントと前回を4ポイント上回り、こちらは3期連続の改善となりました。
これは外国人旅行者の活発な消費で、観光関連産業の業績が上向いているうえ、大企業を中心に賃上げの動きが広がり、個人消費が持ち直しているためです。
今回の短観では大企業の製造業、非製造業ともに消費増税の前の去年3月以来の水準近くに回復し、企業の景気判断に明るさが戻り始めています。
先行きについては大企業・製造業は1ポイントの改善、大企業・非製造業は2ポイントの悪化が見込まれています。