masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

国際宇宙ステーション計画に疑問

夢を持つことは素晴らしくて良い事ですけど・・・・・
高額な税金を使って、宇宙ステーションでの実験研究は極秘なんです。
油井亀美也さん(45)ら3人が搭乗するソユーズ宇宙船を載せたロケットが
23日午前3時2分(日本時間同6時2分)、国際宇宙ステーションに向けてバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、宇宙船は打ち上げ9分後、予定通りロケットから分離され、打ち上げは成功した。
約6時間かけて高度約400キロのステーションに近づき、日本時間午前11時45分に到着した。
3人はハッチを開けて入室、油井さんは滞在する飛行士に迎えられ、笑顔で抱き合い到着を喜んだ。
初飛行の油井さんは12月まで5カ月間滞在し、「きぼう」での科学実験などに携わる。(共同)

ただ、財政的な状況から考えても、経済・科学・外交的効果が乏しい有人宇宙事業を継続することは困難。
すでに政府債務が国内総生産(GDP)比の180%を超え、2010年度予算では税収よりも国債発行額が上回り、少子高齢化が進む日本において、財政的な余裕はほとんどないといって過言ではない。
国際宇宙ステーションが完成しても、毎年400億円を運用費として支出しなければならず、そのコストを日本が負担し得るのかは疑問が残る。
北海道大学公共政策大学院 准教授 鈴木 一人 氏
2010年までの国際宇宙ステーション計画における各国の支出は、アメリカが6兆4400億円(585億ドル)、日本が7100億円、欧州が4600億円(35億ユーロ)、カナダが1400億円(17億カナダドル)である。
2011年から2015年までの5年間の各国の予想支出は、アメリカが1兆8900億円(172億ドル)、日本が2000億円、欧州が2500億円(19億ユーロ)、カナダが250億円(3億カナダドル)である。(日本の支出の内訳はきぼうを参照)
きぼうの運用と利用を主たる目的とした日本における国際宇宙ステーション計画の2010年までの総費用は約7,100億円で、その内訳は、きぼう開発費に約2,500億円、きぼう実験装置開発費に約450億円、HTV開発費(技術実証機の建造費含む)に約680億円、地上施設開発費と宇宙飛行士訓練費とシャトルによるきぼう打ち上げ費に約2,360億円、運用費(管制・保全など)と利用費(実験関連費)に約1,100億円である。
なお、ここにはH-IIBの開発費と試験1号機の打ち上げ費は含まない。
2011年以後の1年毎の日本の国際宇宙ステーション計画費用は約400億円で、その内訳は、運用費(管制・保全・宇宙飛行士訓練など)に約90億円、利用費(実験関連費)に約40億円、物資輸送費(H-IIBによるHTV打ち上げ)に約250億円である。
日本の宇宙開発費のうちJAXA独自の予算は毎年約1,800億円であることを考えると、毎年約400億円の支出となる国際宇宙ステーション計画費用は日本の宇宙開発予算の中で相当のウェイトを占めていると言える。(ウイキペディアから)