masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

台風15号 街路樹や車、横倒し


JR熊本駅近くで横転したトラック=25日午前8時10分ごろ、熊本市西区(岩崎健示)

ごう音を伴って吹き荒れる暴風雨─。
台風15号が県内を直撃した25日、避難所では住民らが不安な一夜を明かした。
各地では倒れた街路樹が道路をふさぎ、強風で窓ガラスが割れるなどの被害も出た。
「ゴォーッとこれまでに聞いたことがない風音だった」。人々は猛烈な風と雨に身を震わせた。
1999年の高潮被害で12人が犠牲になった宇城市不知火町の松合地区。
農業就業改善センターには36人が身を寄せた。
当時、経営する旅館が被災した西山カツ子さん(91)は
「高潮被害以降、台風のたびに避難している。今回は風の音がすごく避難所でも怖かった」と話した。
熊本市では街路樹の倒木が相次ぎ、路上には樹木やトタン屋根の破片などが散乱。

信号機が使用不能になった交差点では、警察官が交通誘導に当たった。
同市中央区の熊本城では国指定重要文化財の長塀(長さ242メートル)の約3分の1が城の内側や外側に傾き、旧細川刑部邸の塀約60メートルと付近の駐車場の塀約20メートルが倒壊。


天守、小天守で計7枚の窓ガラスが割れた。
南区のガソリンスタンドでは数年前に強風対策の補強工事をしていた2台の自動洗車機が、横倒しになった。
玉東町では正念寺境内にある樹齢400年以上のムクノキ(高さ約20メートル)が折れ、国道をふさいだ。
玉名市では菊池川沿いにある国登録記念物のハゼ並木(237本)のうち、4本が根元から倒れた。
菊池市泗水町では高さ約30メートル、直径約1・5メートルの樹木が根元から倒れ、民家にのしかかった。
菊陽町ではプレハブ事務所が強風で約10メートル飛ばされ、逆さまになって民家や調剤薬局にぶつかった。
自宅の屋根瓦が吹き飛んだ水俣市月浦の西川泰昭さん(74)は「道路が倒木でふさがれ、避難できなかった。
恐ろしかった」と振り返った。
人吉市下原田町では丸太やトタンが数軒の民家を直撃。
長さ約4メートルの丸太が屋根に突き刺さった男性(75)は「部屋まで貫通していたらと思うと恐ろしい」と恐怖を口にした。
天草市本渡町のホテルアレグリアガーデンズ天草ではロビーの約4メートル四方の窓ガラスが割れた。
支配人の一郷幸則さん(54)は「バリーンと割れた後、聞いた事もない激しい風音が迫ってきた」と驚きを隠さなかった。