masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

ラジオ文芸館  瀬尾まいこ「デートまでの道のり」

ラジオ文芸館は瀬尾まいこさんの「デートまでの道のり」でした。
久保田祐佳アナの巧みな朗読で、祥子が久保田さんのように思えました。
「デートまでの道のり」は「おしまいのデート」の中にあります。
【目次】おしまいのデート/ランクアップ丼/ファーストラブ/ドッグシェア/デートまでの道のり

「デートまでの道のり」 作:瀬尾 まいこ

「光の森保育園」で年長組を受け持つ“祥子先生”は、担任する“カンちゃん”の父親・脩平と交際している。
生まれてすぐに母親を亡くしたカンちゃんは、保育園から逃亡したり、女の子の鞄にカエルを入れたりするいたずら好きで、祥子にもなついていない。
祥子は脩平と恋人同士になってから、なんとかカンちゃんとの距離を埋めようと努力するが、つかみどころのないカンちゃんに途方に暮れるばかり。
脩平から「3人で遊びに行こう」と提案されても、「まだカンちゃんと仲良くなっていないから」と断り続けている。
しかし、カンちゃんは、苦手な学習発表会の前に思うところがあるようで…。
3人でのデートはかなうのか、祥子、カンちゃん、脩平、の心模様を温かく描く。
語り:久保田 祐佳(ゆか)

いたずらばかりする園児、カンちゃんの父親である脩平と交際する保育士、祥子。
脩平とはカンちゃんが家にいない時に会い、カンちゃんを入れて三人で会うのは、カンちゃんと仲良くなってからだとしていた祥子だったが、カンちゃんの気持ちがわからず、うまくやれているとは思えなかった。
カンちゃんとどうしたら仲良くなれるのか、祥子はずっと思い悩んでいたのだが・・・・

カンちゃんは多分、二人が仲良くなるきっかけを作れるようにいたずらしてたんでしょうね。
父親が迎えにきてから時間かけて支度するのも、二人の会う時間を作ってあげてるんだなと思いました。
最初の卵焼きの味なんかも先生と話したかったんだろうなあとか。
もし先生がお母さんになったらどうなんだろうとか色々子どもなりに考えて話しかけていたんだろうなあとか思いました。
砂遊びでも、なかなか祥子の言うことを聞いてくれない。
そして、2人はカンちゃんが毎週日曜日に通っている水泳教室に行っている時間だけ、カンちゃんに内緒でデートをしている。
幼稚園でも家庭でもなかなか言うことを聞かないカンちゃんはナッツのアイスクリームが大好物で、脩平に言わせると「3日か4日はその効果がある」、つまり自主的に素直になるようです。


ある日、カンちゃんが熱を出してしまい、お休みすると、すぐ祥子は心配でお見舞いに行く。
普通は園児が二日休めば様子を見に行くようになってるのだが。
カンちゃんは祥子と目を合わせようとしなかった。
たぶん、カンちゃんは恥ずかしくて、目を合わせられなかったのでしょう。
脩平は祥子とカンちゃんと遊びに行こうと誘うけど、なかなか踏ん切りがつかない。
お遊戯発表会のため、お遊戯の練習をするのですが、カンちゃんはなかなか祥子の言うことを聞かないけど、最後はちゃんと踊りました。
そして、最後にはカンちゃんがそのデートを提案するのです。
子供はすべてお見通しでした。
なかには、保護者と保育士が親しくするのは不謹慎でけしからんと言う人がいるみたいですけど、それは別にして