masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

中小・中堅の景気判断悪化

きょうも熊本市はよく晴れまして、一雨欲しい感じです。
熊本市の最高気温は26.7度で、最低気温は12.3度でした。
県内、最低気温は菊池で7.8度、人吉市で10.0度で、南小国で4.3度、阿蘇市乙姫で4.5度でした。
阿蘇市では、温度差が20度もあり、身体の調子がおかしくなるのでは。
ところで、景気調査でたった155社で景気を判断するなんて、あまりにも乱暴な話ですね。
職種や従業員数別で調査しないと、でたらめですね。
せめて1000社くらいで調査しないと、景気が悪い企業を振るい落とせば結果は全然変わりますよ。
九州財務局の法人企業景気予測調査で、ことし7月から9月にかけての景気判断は、大企業ではプラスに転じたものの、中小・中堅企業は、いずれもプラスは維持したものの悪化しました。
法人企業景気予測調査は、3か月ごとに行われ、今回は、県内の155社のうち154社が回答しました。
それによりますと、ことし7月から9月にかけての景気について「上昇」と答えた企業の割合から「下降」の割合を差し引いた値は、プラス7.1で、前回の調査より1.1ポイント改善しました。
規模別では、資本金10億円以上の大企業は、プラス6.7と20ポイント以上改善して、プラスに転じましたが、資本金10億円未満の中堅企業はプラス12.9と前回より10ポイント余り悪化し、資本金1億円未満の中小企業も
プラス5.4と2.5ポイント悪化しました。
業種別では、生産用機械が自動車関連の受注の増加で大幅に改善した一方、卸売は仕入れ価格の上昇や売り上げの減少で大幅に悪化しました。

また、熊本県は大口倒産相次ぎ負債総額が増えたとのことです。
先月、県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は7件と、依然、少ない水準ですが、負債が1億円以上の倒産が相次ぎ、負債総額は7億1000万円余りと、前の月の2倍近くに増えました。
民間の信用調査会社、東京商工リサーチによりますと、先月の負債額1000万円以上の県内の企業倒産は7件でした。
前の月より1件減り、35か月連続でひとけた台と依然、低い水準となっています。
一方、負債総額は、負債が1億円以上の大口の倒産が3件を占めたことで7億1400万円となり、前の月の2倍近くに増えました。
このうち、苓北町にあるスーパーマーケットの運営会社はおよそ2億円の負債を抱え、先月、破産の申し立てをしました。
また倒産した件数を業種別でみると、小売り業が3件、卸売業が2件、建設業と不動産業が1件ずつとなっています。
信用調査会社は、「倒産は沈静化の状態が続いているが、大手との競争が激しくなっている小売り業や卸売業は、厳しい経営環境に置かれているところが多い。また中国の景気の減速で、今後、製造業を中心に影響が出るおそれがある」としています。