masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

日銀、物価見通し下方修正へ

きょうの熊本市は、久しぶりの待望の雨が降りました。
ただ、15ミリという少ない雨でした。
熊本市の最高気温は25.1度で、最低気温は14.6度でした。
県内の最低気温は菊池で11.0度、人吉市で11.2度で、南小国で11.0度、阿蘇市乙姫で8.7度でした。
さて、日銀は2年で物価を2%に上げると堂々と宣言しましたけど、今度は色々と理由をつけて言い訳をしてますね。
そして、ゆるやかに景気は回復してるばかり言ってます。
そのうえで、「雇用や所得の環境が着実に改善するなか、家計の支出は底堅く推移していると。
企業部門と同じように家計部門についても、前向きの循環がしっかりと働いており、内需は増加基調をたどると考えられる」と述べ、日本経済は内需に支えられるかたちで緩やかな回復を続けるとばかり言ってます。
一方、国内の物価については、「生鮮食品とエネルギーを除く消費者物価の指標は、前年比で1%を上回る水準まで上昇するなど、物価の基調は着実に改善している」と述べ、今後、物価安定の目標である2%に向けて上昇率が高まっていくと言ってますけど、はなはだ疑問です。
日銀は30日に開く金融政策決定会合で、最新の経済見通しを示す「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」をまとめる。
物価や経済成長率に関する予想値を下方修正する見通し。
日銀が「2016年度前半ごろ」としてきた2%の物価上昇目標の実現時期についても先送りを検討。
その上で追加金融緩和の是非を議論する。
今回の決定会合では、15〜16年度の消費者物価や成長率見通しについて、下方修正を検討する。
長引く原油安で物価の伸びが停滞し、中国など新興国の景気減速で日本の輸出や生産も低迷していることが背景だ。
具体的には、2%の物価目標実現が従来予想より半年程度遅れるシナリオを示す可能性が強い。
また、先週は景気減速を受けて中国が利下げを行い、欧州中央銀行(ECB)も12月の追加緩和検討を表明したことを踏まえ、日銀も一段の金融緩和の必要性について討議する見通し。
ただ、日銀内には「エネルギー価格下落の影響を除けば物価の基調は崩れていない」として、現時点での緩和に慎重な意見も根強い。 
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