masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

人生デザイン U−29「映画館支配人」

きょうの熊本市は一日中小雨が降ったり止んだりで、冷や冷や感じました。
熊本市の最高気温は19.6度で、最低気温は15.2度でした。
県内、菊池で14.0度、人吉市で14.5度で、南小国で11.1度、阿蘇市乙姫で11.3度でした。
雨は15ミリ位でしょうか、もっと勢いよく降ってベランダをきれいにして欲しかったです。
先月からあまり降ってません。
ところで、私は中学生の時まで、よく家族で映画館に行ってましたけど、我が家にテレビが来てからデート以外あまり行かなくなりました。
さて、今回の主人公は新潟・上越市で古い映画館を切り盛りする上野迪音さん(27)。
上映作品の選定から、広報、接客、掃除にいたるまでたったひとりで行っている。
横浜の大学で好きな映画を学んだ上野さんだったが、映画関連の仕事に就くのは難しいと諦めかけていた。
そんな時に開催した映画の自主上映会に多くの人が集まってくれた喜びが忘れられず、地元に戻り映画館の支配人に。
しかし、ひとり奮闘するも客足はなかなか伸びず…。
【語り】松坂桃李


新潟、上越市の古い映画館。1911年(明治44年)に劇場「高田座」として開業した100年以上の歴史を持つ高田世界館。
そこを一人で切り盛りしている上野 迪音(うえの みちなり)さん。
地元の高田高校を卒業後、横浜国立大学の教育人間科学部マルチメディア文化課程(現在は人間文化課程に名称変更)に入学。
映画に興味を持ち出しはじめたのは大学の頃だそうで、映画論を専攻しています。
大学在学中に高田世界館で自主制作映画の上映会を開催したことをきっかけに、2014年から唯一の常駐スタッフとして勤務しています。
映画館の企画運営はもちろん、事務やメンテナンス、広報など、さまざまな業務に取り組んでいます。
高田世界館


100年以上の歴史を持つ老舗映画館。
最近ではこういう映画館は、ほとんど残っていないんではないですか。
大きい映画館は、外国の話題作や原作ありきの話題性しかない邦画しかやらないですね。
それも映画の良さのひとつではありますけど、もっと趣味が偏った映画館がたくさんあればいいのにと。
建物も趣があって良い雰囲気なんですよ。上映が無い日は見学できるそうです。

活動内容
高田世界館は映画館ですけど、上野迪音さんは映画の上映だけにとどまらず、本当に幅広い活動をしています。
映画の内容に合わせていろいろな企画を考えているみたいで、例えば音楽映画+地元バンドのライブや監督と観客とのトークセッションなどなど。
「精肉」がテーマの映画を見終わった後に、バーベキューを開いたこともあるんだとか。
訪れる人にとって映画がもっと身近に感じれるようにという配慮でしょうか。
今後は映画を中心とした街づくりに繋げていきたいと語る上野迪音さん。