masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

重い心臓病の希羽ちゃん救って 父親ら会見

翁長希羽ちゃん(中央)と母の涼子さん(左)、父の司さん=9月8日(翁長さん提供)

重い心臓病の希羽ちゃん救って 父親ら会見の写真、図解
協力を呼び掛ける翁長司さん(右)と「のあちゃんを救う会」の平良誠共同代表=17日、県庁
重い心臓病のため米国での移植を目指している翁長希羽[おながのあ]ちゃん(1)=沖縄県浦添市=の父親の司さん(39)が17日、熊本市の県庁で会見。
渡航費などを含め3億2千万円かかる移植費用への募金を呼び掛けた。
翁長さんの知人らが9月に発足した「のあちゃんを救う会」(那覇市)によると、八代市出身の母親の涼子さん(41)が昨年5月に里帰り出産して間もなく、希羽ちゃんは心臓の働きが低下する「拡張型心筋症」と診断された。
現在は大阪府の国立循環器病研究センターに入院している。
補助人工心臓で命をつないでいるが、長期間の使用はできず移植が不可欠という。
国内での臓器提供がほぼ見込めないため、家族は渡米を決断。
同会が沖縄県八代市などで募金を続けているが、16日現在で目標の半分の約1億6千万円にとどまっている。
会見には、司さんと支援者ら8人が出席。司さんは「希羽の目は『生きたい』と言っているようだ。
家族一緒に普通の生活をするのが夢」と声をつまらせた。
平良誠共同代表(39)は「この冬のうちに渡米させたい」と協力を呼び掛けた。
同日は八代市役所も訪問、中村博生市長に協力を要請した。
募金や募金箱設置の協力などは、同会TEL098(860)7607。(鹿本成人)