masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

「ジョルジュ・ルオー」展あすまで 熊本県立美術本館

きょうの熊本市は、一日中曇り空で雨が降りそうな感じでした。
けさの最低気温は熊本市で14.7度で、最高気温は19.5度で、冷や冷やした一日でした。
県内の最低気温、菊池で12.9度、人吉市で14.0度で、南小国で10.4度、阿蘇市乙姫で10.4度でした。

ジョルジュ・ルオー」展会場では、朝から来場者が作品に見入っていた=熊本市中央区
熊本市中央区二の丸の県立美術館本館で開かれている「ジョルジュ・ルオー」展は23日、閉幕する。
同館、熊日熊本放送主催。
ルオー(1871〜1958年)は、黒く太い輪郭線と鮮やかな色彩によって独自の作風を築いたフランス絵画の巨匠。


同展は、世界有数のルオー・コレクションで知られるパナソニック汐留ミュージアム(東京)所蔵の「キリスト」「道化師」などの油彩、版画集「ミセレーレ」など132点が並ぶ。
聖書やサーカスをモチーフに、戦争や貧困の中で生きる人々を見つめた絵画には、愛と救済があふれる。
21日も朝から多くの来場者が訪れ、静かな作品世界を味わっていた。(小野由起子)


フランス絵画の巨匠として名高いジョルジュ・ルオー(1871-1958)は、太く黒い線と鮮やかな色彩を駆使しながら
独自の精神世界を開いた、20世紀を代表する画家です。
敬虔なカトリック信者の家に生まれ、ステンドグラス職人の弟子として修業したのち、エコール・デ・ボザール(国立美術学校)でギュスターヴ・モローの教室に学んでいます。

初期には20世紀絵画の発火点となった野獣派(フォーヴィスム)の運動に加わり、マティスヴラマンクらと活動をともにしながら、絵画の革新に携わりました。
しかしルオーの関心事は単なる造形的な探求を超えて、人間の魂の姿を描き出すことでした。
彼が最大の主題にしたのがキリストの受難など聖書のテーマであり、サーカスの道化師や貧しい労働者といった人々にも目を向けています。
私たち人間が抱える苦しみや悲しみを正面から見すえ、深い愛と共感のもと描き続けたルオーの作品は、今なお多くの人々を惹きつけてやみません。