masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

落合恵子の絵本の時間 『木のすきなケイトさん』

木の好きなケイトさん。19世紀後半ではまだ少なかった女性の大卒生だったケイトさん。
そのケイトさんが砂漠の街サンディエゴに赴任してきたから大変です。
ケイトさんは教職を退き、サンディエゴを木で飾る努力を始めます。
『木のすきなケイトさん』 H・ジョゼフ・ホプキンズ:文
ジル・マケルマリー:絵 池本 佐恵子:訳

ケイトは森のなかで遊び、木がともだち。木の勉強がなによりすきな女の子です。
どろんこになって女の子が森に遊ぶなど、考えられない時代でした。
カリフォルニア大学をはじめての科学の学士をとった女性として卒業したケイトさんは、
教師となって、サンディエゴで働くことになりました。
赴任してはじめてみたその町は、なんと、木がほとんどない砂漠の町だったのです!
1857年、サンフランシスコに生まれ、園芸家として生きた女性、キャサリン・セションズ。
サンディエゴにあり、膨大な種類木々や草花で有名な、現在のバルボア公園の原型をつくった女性です。
自分の夢を信じて生きたケイトさんの半生を描いています。
19世紀後半ではまだ少なかった女性の大卒生だったケイトさん。
園芸のすぐれた仕事に贈られるマイヤー・メダルを、女性で初めて授与された、キャサリン・オリヴィア・セションズの物語です。
1883年に教師としてサンディエゴにやってきた、ケイトさんことキャサリン・セションズ。
森で育った彼女は、森にいるだけでしあわせでしたが、サンディエゴは砂漠の町で...。
ケイトさんは教職を退き、サンディエゴを木で飾る努力を始めます。
木が大好きだった彼女は、一生懸命に勉強し、砂漠の町を緑いっぱいにする。
さばくのような木のないほこりっぽいサンディエゴの街に木を植え、今や市民の憩いの場所となったバルボア公園を作ったケイトさんはUCLAを初めて卒業した女性。
自分の好きなことも、好きなように学べない時代にあって、すきなことのために努力し、報われる喜びを感じます。力の湧いてくる絵本です。