masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

「美の壷」で、「ふくぶくしく 鏡餅」

きょうの熊本市は、曇り時々雨で、気温は平年より低かったです。
けさの最低気温は熊本市で3.8度で、最高気温は9.1度でした。
県内の最低気温、菊池で1.1度、人吉市で2.7度で、南小国で氷点下0.9度、
阿蘇市乙姫で氷点下1.2度になりました。

昨日は鏡開きでしたけど、何もしませんでした。
お正月の飾り物と言えば、門松やしめ飾りなどありますが、
やっぱり「鏡餅」ですよね?
昔の我が家はかまどや、神棚や、仕事場のミシン台に私の机にまで飾りました。
NHKの「美の壷」で、「ふくぶくしく 鏡餅」は“二段にミカン”だけではありません!実は土地の歴史によって様々。
京都人は家中に供え、かまどにはなんと三段重ねを! 
金沢では紅白のお鏡、岩手県一関の農家では一年12か月で十二個の餅を竹かごに並べる。
でもなぜ”鏡”なんでしょうか?
これは、昔の鏡を例えたもので、昔の鏡は、青銅製で丸い形をしていました。
そして、その鏡というのは、よく神事などで用いられいました。
そこで神仏にお供をする際に、 餅を丸く形どり、鏡に見立ててお供をするようになりました。
また、この餅は、三種の神器の一つ、
「八咫の鏡(やたのかがみ)」を形どったものと言われ、ほかの二つの神器、
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」は橙(だいだい)、
天叢雲剣(あめのむらくも)」は串柿で見立てているとされています。
鏡には神様が宿ると言い伝えられており、鏡を形どった餅を飾ることで、
神様と一緒に一年の初めを祝うために、お正月に飾るようになりました。
また、この餅は、三種の神器の一つ、
「八咫の鏡(やたのかがみ)」を形どったものと言われ、ほかの二つの神器、
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」は橙(だいだい)、
天叢雲剣(あめのむらくも)」は串柿で見立てているとされています。
鏡には「鑑みる(かんがみる)」という意味もあったとされ、
去年までの行いをかえりみて、良い手本や規範と鑑みるために、
一年の初めに鏡餅を飾るようになったのかもしれませんね。
地方や習わしによって、飾り付けは様々ですが、基本的な飾りの意味を、
これは円満に年を重ねるという意味があり、大小の餅は、陽の太陽と陰の月を表しています。
みかんを乗せる意味は、みかんの色は”だいだい(橙)色”。
子孫が代々(=橙=だいだい)栄えるようにという、縁起を担いだ語呂合わせ。
また、鏡餅を乗せる台を三宝(さんぽう)という。
尊い相手に物をさし上げる時に、台に乗せることが礼儀であったことから、使われています。
裏白(うらじろ)は、古い葉と新しい葉が一緒に成長するシダの特徴から、
末永く反映する願いが込められています。
串柿は、柿は長寿の木のため、縁起物としてよく供えられていました。
「幸せをかき集める」などと言われています。
するめは日持ちがいいことから、末永く幸せが続く意味があります。
地方によっては、扇を飾ったり、昆布を飾ったりしますが、
どの飾りにも幸せを願う意味が込められています。