masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

津軽鉄道 大雪の中を走るのは、ストーブ列車

きょうの熊本市は、曇り時々晴れで、気温は平年並みで低くて寒かったですね。
けさの最低気温は熊本市で3.9度で、最高気温は10.7度でした。
県内の最低気温、菊池で0.6度、人吉市で2.4度で、南小国で氷点下2.3度、
阿蘇市乙姫で氷点下1.8度になりました。
さて、私は寒さにとても弱いですから、冬は冬眠出来れば冬眠したいです。
でも、「ストーブ列車」を見て、乗れれば乗りたいなと思いました。
先週、NHKの小さな旅「いてつく鉄路で〜青森県 津軽鉄道〜」が放送されました。
どんなに雪が降っても運休しないと言われる列車がある。
本州最北の私鉄、津軽鉄道。豪雪のなかでも運休なく走らせることが、鉄道マンたちの誇り。
鉄道を愛する人たちの物語
番組詳細

本州最北の私鉄、津軽鉄道。冬、大雪の中を走るのは、ストーブ列車。
「津鉄(つてつ)」の愛称で親しまれ、昭和5年の開通以来、沿線に暮らす学生やお年寄りを運び続けてきました。
厳しい地吹雪のなか、運休なく走らせることが、鉄道マンたちの誇り。
冬の大仕事は、雪かき。鉄道マンたちは、大汗をかきながら、およそ20kmの線路の雪を取り除いていきます。
厳冬の津軽平野を駆け抜ける列車を守る人たちを訪ねる旅です。

【語り】国井雅比古山田敦子


毎年12月1日から翌3月31日まで、津軽鉄道で運行される「ストーブ列車」。
ディーゼル機関車気動車に牽かれて走る客車が1日3往復運行(12月の平日は2往復のみ運行)され、
車内は懐かしいノスタルジックな作りとなっています。
車両の入り口扉は手動で、そこを入るとデッキがあり、さらに扉(引き戸)をぬけてやっと客車の中となります。
床は木で出来ているし、荷物を乗せる網棚は名前の通り「紐で編んだ網」です。
昭和の客車がそのまま・・・・です。
1両にダルマストーブが2台、座席の一部を撤去してダルマストーブを設置しています。
ストーブからは煙突が屋根に向かって伸び、外から見ると煙突から煙がモクモクと・・・。
ちなみに燃料が石炭というのもレトロな雰囲気を醸し出してます。石炭の補充は車掌さんの仕事です。
なんと、ストーブ上でスルメなどを焼くことも可能!炙ったスルメをつまみにお酒。
車内は赤々と燃える石炭ストーブの周りにはたくさんの人が集まり、
地元や他県の言葉が行き交う、憩いの場となります。
(ちなみに、干物や焼き肉をはじめた方がいたそうで、車内が煙だらけで大変なことになったそうです。
具体的な規定はないそうですが、煙が出るものや汁物などは遠慮してくださいとのこと)
なぜ暖房するのにストーブなのでしょうか?
そもそもストーブ列車は1930年(昭和5年)から運行されてきたのですが、津軽鉄道ディーゼル機関車には暖房用の蒸気供給設備が無いため、客車に暖気が送れず、その当時に暖房設備として主流だったストーブを置くということになった、という歴史があるそう。
また、津軽鉄道の沿線ならではの楽しみ方も。


東北の夏祭りとして有名な「五所川原立佞武多」の「立佞武多の館」では、立佞武多の紙貼体験ができます。
角巻きかんじきで地吹雪の中を歩く「地吹雪体験プログラム」や、太宰治の生家である「太宰治記念館『斜陽館』」などなど。
車外に見える景色は雪国のイメージそのもの。田んぼや家の屋根に積もった雪。
外の厳しい寒さとは対照的に、暖かい列車の中でスルメやおもちを食べる・・・・・・。
列車内の暖かい雰囲気を味わいに、みなさんもぜひこの津軽鉄道に乗車してみませんか?
※掲載内容は、2014年12月26日現在のものです。

期間2015/12/01〜2016/03/31会場運行区間津軽五所川原駅津軽中里駅
お問い合わせ津軽鉄道 株式会社 本社 電話 0173-34-2148(代表)
運行期間毎年12月1日〜翌年3月31日運賃ストーブ列車にご乗車する際は、通常運賃のほか、大人子ども共1枚400円(平成26年12月1日改定)の「ストーブ列車券」が必要となります。
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