masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

病の1歳児に支援を 来月下通で募金活動

難病の1歳児に支援を 来月下通で募金活動の写真、図解

迫原大輝ちゃんの支援を涙ながらに訴える母親の早紀さん(左)と父親の慶治さん=29日、神奈川県庁

米国で心臓移植手術を希望している迫原大輝ちゃん(1)の両親らが29日、神奈川県庁で会見し、移植費用の支援協力を呼び掛けた。
母親の早紀さん(33)は熊本市出身で、バスケットボール選手として1999年の熊本国体で活躍。
現在、会社員の夫らと神奈川県大和市で暮らしている。
大輝ちゃんは生後8カ月の昨年7月、心臓が働かなくなる拡張型心筋症と診断された。
その後、病状が悪化し、同年9月に補助人工心臓の取り付け手術を受けて命をつないでいる。


国内で6歳以下の心臓移植例は過去5年間で3例しかないため、両親は米コロンビア大での手術を決断。
治療費などに3億2千万円かかるという。
会見で父親の慶治さん(42)は「費用はサラリーマンが払える額ではない」などと支援金を募る理由を説明。
早紀さんは「移植手術で命をつないであげたい。大輝は何度も危機を乗り越えて懸命に生きている。
熊本の方にも力を貸していただけたらありがたい」と涙ながらに訴えた。
主治医で東京大医学部付属病院の平田康隆准教授は「現在、(大輝ちゃんの)心臓はほとんど動いていない。
人工心臓で生きられるのは1、2年が限界。移植しか助かる道はない」と話した。
慶治さんの同僚らが昨年12月に「だいちゃんを救う会」を結成。県内では早紀さんの父で、元県警の堀江伸さん(62)=熊本市中央区=らが2月7日午後2時から下通アーケードで募金活動をする。
問い合わせは同会TEL046(271)6010、堀江さん経営のカフェ・ジャレットTEL096(273)6672。
(高橋俊啓)