masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

義務教育 制服、かばんなど中学入学で9万円

きょうの熊本市は、一日中どんよりした曇り空でした。
けさの最低気温は熊本市で6.6度で、最高気温は13.9度でした。
県内の最低気温、菊池で4.1度、人吉市で4.4度で、南小国・阿蘇乙姫で2.3度でした。
平年より少し寒かったです。
さて、今月は小学から中学への進学で、入学に伴う負担があまりにも重く、親御さんは大変頭を痛められてると思います。
制服や靴や通学かばんなど、学校ですべて決められてます。
あるかばん屋さんは、「学校かばんが決まってなかったら経営できない」と聞いたことがあります。
そこで、制服なんて本当はもっと安くできるのでは、と勘繰るんですけど。
販売業者などすべて指定ですし、いやが上に買わないといけないシステム。
教育委員会は、指定制服業者は定期的に入札してると言うけど、果たして。
ある親御さんは、「2月初め、長女が来月入学する市立中の説明会に参加し、制服や通学かばんなど総額約7万〜9万円を現金払いしなければならないと知らされた」と。


共働きで2人の子を持ち、児童手当を受給する「標準的世帯」のこの女性にとっても重い出費。
生活困窮世帯であれば就学援助を受けられるが、新入学用品費の支給額は約2万3千円で到底足りない。

ある新入生母の訴え
冬服ブレザーとスカート2万9592円、通学かばん8500円、ジャージー上下7800円…。
女性が入学説明会でもらった購入品一覧表の総額は必須品だけで約7万円、補助バッグなど希望者が買う品を含めると9万円近かった。
「義務教育でも中学入学時にお金がかかるとは聞いていたけど、ここまで高いとは。せめてもっと早く言ってくれれば積み立てをしたのに」
同じ日に制服の採寸もあった。制服から通学かばん、体操服や補助バッグ、上靴まで販売業者が1社ずつ指定されていた。
セーターやベスト、補助バッグの購入は任意だが、規定以外の物の使用は不許可。
靴下も白だけでラインが入ってはいけないと言われた。
制服、ジャージーやセーターは、学年ごとに違う色で校名や氏名が刺しゅうされるため“お下がり”は入手しにくい。
「娘のために貯金を切り崩してでもお金は用意します。ただ、『なぜ』『何のため』が次々と頭に浮かんで、消えません」
義務教育の無償を規定した憲法26条があります。
国はすべての子どもに学習する機会を保障するため、教育予算をもっと手厚くすべきだと思う。
憲法26条2項は「義務教育は、これを無償とする」とうたう。
制服代や学用品費などが貧困家庭の重荷となり、時には進学や通学の「壁」にすらなっている現状だ。
日本の国内総生産(GDP)に占める学校など教育機関への公的支出の割合は3・5%にとどまり、経済協力開発機構OECD)加盟国で比較可能な32カ国中、最下位だ。
日本は世界3位の経済大国で、少子化対策を国の最重要課題に挙げているにもかかわらず、子どもに費やす予算は他国と比べれば少ない。
今では経済格差が広がって子どもの6人に1人が貧困状態で、九州はさらに深刻だ。
なかには、3万5千円の制服代が支払えず、入学式を欠席した中学生もいる。
金銭的な理由で義務教育や高等教育から脱落する子どもが増えている。
=2016/03/06付 西日本新聞朝刊=