masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

景況感、2期ぶり悪化―3月日銀短観

きょうの熊本市は一日中薄曇り空て、お昼の気温は平年並みでした。
けさの最低気温は熊本市で13.3度で、最高気温は18.6度でした。
県内の最低気温、菊池で11.2度、人吉市で12.6度で、南小国で10.6度、阿蘇乙姫で10.6度でした。
県下の最低気温は平年よりかなり高い気温でした。
ところで、きょうはお友達と、久しぶりに熊本市動植物園に行きました。
桜はそんなにありませんけど、菜の花がきれいに咲いてました。


さて、政府内閣や日銀はいつも「景気は基調としては緩やかな回復を続けている」と言ってますけど、以前にも書きましたけど、もう現実を直視して、「景気は下降してるので、大胆な景気対策をします」と言わなければ、本当に大変なことになります。
日銀が1日発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、大企業製造業がプラス6と昨年12月の前回調査を6ポイント下回り、2四半期ぶりに悪化した。
消費税増税直後の2014年6月調査(5ポイント)を上回る下げ幅となった。
中国をはじめとする新興国経済の減速や円高を受け、「鉄鋼」や「電気機械」、「自動車」などの輸出関連を中心に幅広い業種で企業心理が冷え込んだ。
業況判断指数は、景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」の割合を差し引いた値。 
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景気変調に懸念=慎重姿勢強める企業―日銀短観 20:49時事通信
日銀が1日発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、製造業、非製造業とも景況感が悪化し、企業の慎重姿勢が鮮明となった。
中国経済の減速や円高進行、旺盛だった外国人旅行者による消費にも陰りが見え始め、景気変調への懸念が高まっている。
今回の短観は、2月のマイナス金利政策の導入後、初めての調査。
マイナス金利は設備投資や個人消費を拡大させる狙いがあったが、現時点で実体経済への波及効果は限定的で、企業心理の悪化に歯止めをかけるには至らなかった。
業種別の景況感を見ると、鉄鋼は国際商品市況の下落を受け、22ポイントの大幅な落ち込みを記録。
自動車も6ポイント悪化した。輸出企業を中心に「円高の進行やテロによる地政学的リスクなど不透明感が増している」(大手自動車メーカー幹部)と先行き不安を募らせている。
小売りは4ポイント、旅行業など対個人サービスも16ポイントそれぞれ下落した。国内消費が盛り上がらず、旅行者の消費も伸びが鈍化し、好調だった宿泊や飲食関連でもマインドが悪化した。
首都圏のマンションや東京五輪関連の需要などが期待できる建設、不動産の景況感は改善したが、他業種への広がりは見られない。
従来、「基調としては緩やかな回復を続けている」としてきた日銀だが、短観の内容を受け景気失速のリスクに警戒を強めている。