masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

地震被害免れたカーネーション出荷

今月8日の母の日を前に、一連の地震で被害を受けた熊本県カーネーションの栽培農家では、被害を免れた花の出荷がピークを迎えています。


熊本県甲佐町はガーベラやトルコギキョウなどの花の生産が盛んな地域ですが、一連の地震で農業用ハウスが倒壊するなどの被害が出ています。
このうち清住教弘さんの農業用ハウスでは、出荷間際だったおよそ4万鉢のカーネーションが倒れました。
地面には大きな亀裂が入り、水をまく装置が故障して、3日間水やりができず、多くの花が枯れたり変色したりしたということです。
清住さんは、被害を免れたおよそ2万鉢のカーネーションを母の日までに届けようと、故障した装置の代わりにホースを使って水をまき、懸命に花を育ててきました。


ようやく先週から花が咲き始め、今、出荷作業がピークを迎えています。
清住さんは「被害の状況を見たときはとてもショックでした。手塩にかけて育てたので、たくさんのお母さんたちにお花が届くとうれしいです」と話していました。