masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

表皮がはがれたような赤茶けた山肌、草原に生じた不自然な起伏

熊本県は24日も厳しい暑さとなり、日中の最高気温は八代市で31度1分、甲佐町で31度、熊本市で30度9分などと各地で30度以上の真夏日となりました。
気圧の谷や湿った空気の影響で、熊本県内では夕方から雨が降り始めていて、
25日にかけてはところによって急な強い雨が降るおそれがあります。
さて、 一連の熊本地震では、24日19時16分頃地震があり、熊本西区で震度3の揺れを観測するなど、地震活動は続いてますけど、地震回数は9回ほどで回数が減っています。


この季節、新緑に囲まれ美しいはずの阿蘇の山と草原は、痛々しく変貌しました。
熊本地震で通行止めになっている阿蘇山上への登山道。
山上に通じる通称・阿蘇パノラマラインの登山口は阿蘇市から1本、南阿蘇村からは2本あります。


いずれも、登山道沿いの土砂崩れや道路崩壊で通行できないままです。
阿蘇市側から上ると、杵島岳(1321メートル)の雑木林が根こそぎ倒れ、草原がはがれるように崩落しているのが目に飛び込んできました。
数百メートルの高さから崩れ落ちた大量の土砂の一部は、登山道を乗り越え道路下方にまで及ぶ。遠くから見るのと違い、規模の大きさに驚かされる。
麓から約20分。標高約1100メートルの草千里展望所は、ひんやりとした風が吹いていた。


眼下には誰一人いない草千里が広がり、平らだった草原には波打つような多数の起伏。
奥に見える烏帽子岳(1337メートル)の山腹も、あちこちに土砂崩れが起きていました。
展望所から西側を臨むと、阿蘇大橋やJR豊肥線をのみ込んだ南阿蘇村立野の大規模土砂崩れ現場が見えた。

周辺の道路や駐車場の一部は200メートル以上にわたって崩れ、アスファルトの塊が崖下に落ちていた。
登山道の各所では路面の亀裂の修復が進むが、「復旧の見通しは立っていない」(県阿蘇地域振興局)という。
熊本城と並ぶ熊本観光の一大拠点だけに、蒲島知事は「上空から見るのと違い、姿、形が一変していてショック」と声を落とした。
登山道一帯には鳥のさえずりが響き、見ごろを迎えたミヤマキリシマは濃いピンク色の花を咲かせていた。
安全な牧野に放たれた牛や馬はのんびりと草をはみ、自然の猛威とともに、取り戻しつつある「阿蘇の営み」も感じた。(岡本幸浩)