masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

避難所“テント村”が閉鎖

31日の熊本県は高気圧に覆われて、熊本市などで30度以上の真夏日となるなど各地で気温が高くなりました。
各地の最高気温は熊本市で31度5分、菊池市で30度9分、山鹿市で31度4分、あさぎり町で32度0分などと30度以上の夏夏日となりました。
また、益城で30度5分、南阿蘇で29度9分となりました。
一連の熊本地震では、きょうは震度1か2の地震が4回起きただけで、かなり活動が落ち着きました。

ところで、梅雨入りを前に一時570人を超える人が避難生活を送っていた熊本県益城町の「テント村」が31日で閉鎖されることになり、残っていた人たちが次の避難所などに向かうためテントの後片づけを行っていました。
「テント村」は、車で寝泊まりしていた人などに避難場所として利用してもらおうと、登山家の野口健さんらの呼びかけで、先月24日、益城町にある総合運動公園の陸上競技場に設営されました。
31日で閉鎖されるのに伴って最後まで残っていた人が次の避難所などに向かうため真夏のような強い日ざしが差し込む中、テントや荷物の後片づけを行っていました。


「テント村」には、最も多かった今月11日には156張り、571人が避難生活を送っていましたが、益城町は、梅雨の大雨による浸水や気温の上昇で熱中症になるおそれが高いとして閉鎖を決めました。
町では、次の避難先として隣接する総合体育館など6か所を用意して移転を呼びかけてきましたが、プライバシーや余震への不安からテント生活を続けたいという声も根強くあります。
1か月余りテントで避難生活を続けてきた61歳の男性は「少し寂しい気持ちはありますが雨や風のことを考えれば閉鎖はしかたないかと思います」と話していました。