ここ数年、ヤギに敷地の雑草を食べてもらう除草法が広がりをみせている。
機械で草刈りする必要がなく、人手もかからないためだ。
ヤギを“派遣”するレンタル・ビジネスも活況。「ヤギ除草」の今を追った。
《ヤギの飼育数が少ない日本》
国連食糧農業機関（FAO）の統計によると、世界で飼育されているヤギの頭数は2000年に約7億5000頭、2010年には9億頭を超え、現在は約10億頭ともいわれる。
多いのはアジア・アフリカ地域。
一方、日本では「推定で1万から1万2、3000頭」（玉川大教授）という。〔DIAMOND online〕
ヤギによる除草が全国的にキテる
東京の団地ではヤギの“兄弟”が毎年、季節労働
東京・町田市の山崎団地では2012年からヤギ（通称：マチヤマブラザーズ）による除草を導入。
団地には道路を建設予定の空き地があり、背の高い植物が密生すると安全面で問題があった。
ヤギたちは毎年、4月下旬にやって来て、雑草がなくなる10月末まで働く。
除草のプロ山羊 4月下旬から10月末までの期間労働生活〔2015年7月15日 ポストセブン〕
JR立川駅前でも不動産開発会社に21頭が「出向」
JR立川駅北口の空き地では、地元の不動産開発会社が、除草費の節約や話題づくりのために2015年4月からヤギ除草を実施。
総務部への「出向」扱いで21頭を採用した。
15年11月30日から「冬休み」で、16年は、それぞれの牧場に帰っていたヤギのうち16頭が4月1日から駅前に戻ってきた。
ヤギさんおかえり 立川に１６頭 ４カ月ぶり「除草業務」〔2016年4月3日 東京新聞〕
ヤギでエコ除草 都市再生機構、東京・町田の団地で実証実験
多摩センター近く駐車場の斜面にてヤギの除草実験が始まったということで、見に来ましたとか。
さぼってる・・・！
