masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

損傷した白川橋の工事が本格化

前線と低気圧の影響で熊本県は12日は各地で雨が降り、先月29日以来のまとまった雨となりました。
九州の南に停滞している前線と低気圧の影響で、12日の熊本県内は、各地で雨が降りました。
12日未明の降り始めから午後5時までに降った雨の量は、水俣市人吉市などで30ミリ前後に達し、先月29日以来のまとまった雨となったほか、熊本市と南阿蘇村でも10ミリ前後に達しました。
湿った空気が流れ込む影響で、熊本県内は、13日の昼前まで雨が降りやすい状態が続く見込みです。
各地の12日の最高気温は熊本市で26度5分、南小国で23度8分、菊池市で26度3分でした。
また、益城で25度6分、南阿蘇で22度6分となりました。
一連の地震で、きょう12日22時08分頃震度5弱の地震がありました。
震源地は熊本県熊本地方(北緯32.5度、東経130.7度)で、震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は4.3と推定されます。
震度5弱は八代市坂本町です。

震度1か2の地震が6回発生して、まだ地震が続いてま。
ところで、損傷した白川橋の工事が本格化しました。

地震で壊れて通行止めになっていた熊本市中心部の橋で、重さ700トンに及ぶ橋桁の一部をジャッキで持ち上げ、壊れた箇所を修理する工事が行われました。
熊本市西区春日の県道にかかる「白川橋」は4月16日の地震で「支承」と呼ばれる橋桁の下にある部材がつぶれ、危険なため通れなくなりました。
橋では今月2日から復旧工事が始まり、12日は、直径40センチほどのジャッキ2台を使い、橋桁の西側の一端を持ち上げる作業が行われました。
持ち上げる橋桁は全長150メートルある橋のうち半分にあたる70メートルで、重さは700トンあります。
12日の作業には30人ほどが参加し、現場責任者の合図でジャッキを操作して15分ほどかけて7センチほど持ち上げました。
工事は13日以降、反対側の一端を同じように持ち上げて橋桁を浮かせ、下にある「支承」を交換することにしていて、来月中旬に終わる見込みです。
工事を行った国土交通省九州地方整備局の村田茂男保全対策官は「地域の人たちの要望に応えられるよう一日も早い復旧をめざしたい」と話していました。