masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本城に地震後初めての修学旅行生

きょうは、活発な前線の影響で13日は九州北部を中心に大雨となっていて、熊本県には発達した雨雲が次々と流れ込んで、午後5時20分までの1時間に、熊本県八代市に設置した雨量計で73ミリの非常に激しい雨を観測しました。
熊本市は一日で約100ミリの雨が降りました。
各地の最高気温は熊本市で27度3分、菊池で26度8分、南小国で24度9分となりました。
また、益城で26度0分、南阿蘇で26度1分となりました。
一連の地震で、きょうは震度1が4回発生しました。
ところで、一連の地震の影響で熊本県への修学旅行をキャンセルする学校が相次ぐなか、12日に地震のあと初めて修学旅行生が熊本城を訪れ、被害の状況を見学しました。
一連の地震からまもなく3か月がたちますが、熊本県への修学旅行は取りやめが相次ぎ、県の観光連盟によりますと、6月中旬までのキャンセルはおよそ1万8000人に上っています。
なかでも熊本城は昨年度に171万人余りが訪れた人気の観光地ですが、地震のあと訪れる学校はなくなったということです。
こうしたなか、12日、地震後初めて鹿児島県阿久根市の折多小学校の6年生17人が熊本城を訪れ、立ち入り禁止の規制線の外から見学しました。



子どもたちは、ボランティアガイドから、元に戻すのに必要な石垣が全体の約30%を占めることなど、被害の状況などについて説明を受けました。
説明のあと、突然、熊本県の人気キャラクター、くまモンが登場し、子どもたちから歓声が上がっていました。
見学した女子児童は「思っていたよりも被害がひどいので、びっくりしました。募金などをして応援していきたい」と話していました。
熊本県観光連盟の木村奈津美さんは「熊本県の現状を知って、子どもたちが震災について考えるきっかけになればうれしい。修学旅行シーズンなので、少しずつでも訪れる学校を増やしていきたい」と話していました。