masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本地震で死者71人に 自殺者が関連死に

熊本県内は2日も各地で厳しい暑さとなり県内各地が6日連続の猛暑日となりました。
日中の最高気温は菊池市で35度9分、玉名市岱明町で35度4分、熊本市で35度2分などと各地で35度を超え、県内各地が6日連続の猛暑日となりました。
一方、強い日ざしの影響で、阿蘇地方で1時間に70ミリの非常に激しい雨となりました。
また、益城で33度6分、南阿蘇で32度7分を観測しました。
一連の地震で、きょうは震度1が1回発生しました。
ところで、熊本市は、熊本地震の被災者のうち、自殺した男性1人を含む避難生活などで亡くなった50代から100歳代までの男女7人を、「災害関連死」として新たに認定し、一連の地震による死者は71人となりました。
一連の地震で自殺した人が災害関連死と認定されたのは初めてです。
熊本市は、一連の地震のあとに死亡した被災者の遺族から、「災害弔慰金」の申請を受けて、避難生活での体調の悪化などで亡くなった「災害関連死」にあたるかを審査委員会で審査しています。
その結果、車中泊を続けてエコノミークラス症候群で亡くなったケースや、避難所で体調が悪化して、肺炎で亡くなったケースなど、4月から5月にかけて亡くなった50代から100歳代までの男女7人を、「災害関連死」として新たに認定しました。
このうち男性1人は、ことし5月に自殺しており、工場長を務めていた工場が被災し、周囲に「死にたい」と漏らしていたということで、一連の地震で自殺した人が災害関連死と認定されたのは初めてです。
災害関連死として認定されたのはこれで17人で、6月の大雨による土砂崩れで死亡した5人とあわせて、熊本地震による死者は71人となりました。