masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

阿蘇山噴火 「去年より噴火の規模大きい」

現地で阿蘇山の観測を続けている、京都大学の大倉敬宏教授は火口周辺の映像の分析から、今回の噴火の規模は去年9月の噴火よりは大きいとしたうえで「今後しばらくは、きょうと同じような規模の噴火が起きる可能性があり、火口周辺には近づかないことが必要だ」と指摘しています。

京都大学の大倉教授は、NHKが中岳第一火口から1.2キロ離れた場所に設置したカメラの映像が捉えた噴火直後の映像や、噴火後の8日朝、上空から撮影した映像を分析しました。
このうち、噴火の様子を捉えた映像には、直後に赤くなった噴石などが飛び散っている様子やその後、画面が白くなる様子が捉えられています。

これについて大倉教授は、噴火に伴って「火山弾」という高温の岩石が周囲に飛び散って破裂する様子や、火砕サージと呼ばれる高温の火山灰や火山ガスなどが周囲に広がっていると指摘しました。
火山弾の中には去年の噴火の際にはなかったような大きさのものも確認できたということです。
また、上空からの映像では、火口近くに大量の火山灰や噴石が降り積もっている様子が確認され、大倉教授は「付近には半分以上が埋もれている待避ごうもあり、噴火の規模は去年よりも大きい」と指摘しました。
そのうえで、今回の噴火について大倉教授は「中岳第一火口では、昨夜も噴火があったが、十分なガスが噴出されずにたまり続けた結果、大きな噴火につながったと考えられる」としています。
また、これまでのところ、新たなマグマの関与を示す噴出物は見られず、マグマ水蒸気爆発や水蒸気爆発の可能性があると指摘したうえで、「当面はきょうと同じような規模の噴火が起きる可能性があるので、火口周辺には近づかないよう徹底するとともに、火山灰の対策も進めてほしい」と話しました。
一方、ことし4月に起きた熊本地震との関連については、「地下のマグマだまりを引き伸ばし、地下からマグマが供給されやすい状況にした可能性もあるが、さらなる検証が必要だ」と話しています。