masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

リングプル(=プルタブ)集めはもうやめようよ

昔、リングプル(プルタブ)は缶を開けると缶から外れてしまうタイプのものであった。
リングプルは缶を開けたあと飛散し、「家畜や野生動物が食べて死ぬ」「砂浜などで踏んでケガをする」などの事故がたびたび起きていた。
そこで環境・美化運動の一環としてリングプル拾いをしたのが最初の活動だったはず。
で、せっかく集めたリングプルを何かに使えないかってことでアルミ資源として換金し、そのお金で宴会するのもなんだから車椅子を買って、どこかの施設に贈ったというのが最初だと聞いた。
あくまで環境保護が第一目的であり、換金して何かに換えるというのはオマケだった。
もちろん、現在はリングプルは全て缶から外れないステイオンタブのみになり、缶ごと回収できる今となってはリングプル拾いをする必要は全く無くなったのだ。
それなのにいつの間にか「リングプルを集めると車椅子になる」という極端に短絡した話としてデマ化し都市伝説化していった。
「わりばしの袋をあつめると車椅子になる」「タバコの銀紙を集めると車椅子になる」というデマと同じだ。
だから「せっかくリングプル集めたけど車椅子に換えてくれるところがない」「どこにリングプル持って行けばいいのかわからない」という声があがった。
当たり前である、都市伝説(デマ)なのだから。そもそもなんで先に調べないのだろうか?
ところが「せっかく子供たちが集めたリングプルを車椅子に換えて欲しい」という"要望"(あくまでボランティアする側の"要望"!)が非常に多いために本当にデマのとおり「リングプルを集めて車椅子にする」仕組み(団体)を作ってしまったのだ。
おかげで今では「リングプルを集めると車椅子になる」と言う話はデマではなく真実として日本中にまかり通っている。
いろいろと団体はあるが例外なくリングプルの交換対象は車椅子だ。
なぜ他のものに換えないのか?それはその団体がデマを信じて活動している人たちの受け皿となっているからだ。
今回、組合のキャンペーンもそういった"ボランティア"団体の一つを利用するようだ。
『「リングプルをどこに送れば車椅子がもらえるの?」小学生の何気ないこの一言の夢をかなえてあげようと思ったのが、リングプルを収集し始めるきっかけでした。』
「ゴミ拾いという目的の末、結果的に集まってしまったリングプルを換金して車椅子を買った」というオマケの行為だったのに、今や「リングプルを集めて車椅子にする」こと自体が「目的」になっている。
環境保護」とか「車椅子を必要としている人たちへの支援」などは活動の口実に成り下がってしまったようだ。