masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本市河内町の「鑪水(たたらみず)の大銀杏」

『大銀杏の湧水・鑪水 


大銀呑の根元から吹き出し、四季水量、水温(年間通して16°)が変らず寒冷な泉が湧出している。
肥後国誌に轟の水と言って宇土、合志の両郡にある三轟の一つと書いてある。
昔氷がなかった頃には有明海で獲れた鮮魚を夜中まで冷し夜の明けないうちに魚商の人達が馬の背で金峰山を越えて熊本市へ又古閑坂を越えて植木、隈府の町へ送っていた。

此の水でお茶を呑めば其の味又格別なり、上水道設置迄は飲料水として欠く事の出来ない生活水であった。
大銀杏 銀杏の木は老人からの言い伝へでは寛政4年4月1日(1792年)に雲仙岳火山噴火で大津波が打ち寄せた。
海岸の部落は全滅に近い被害を受けた。


津波がひいた跡銀杏の一つの枝にはタンスヤ長持、畳等は何枚も打ち上げらていたと言うからその時すでに大木であった。
樹高は約30米余りで堂々たる巨木であったが台風時に周囲の人家に危険を感じて昭和54年に現在の姿に短縮したのである。樹齢は600年は越すものと思われる。』


名称 鑪水のイチョウ (たたらみずのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 23m   目通り幹囲 5.9m
推定樹齢 600年
所在地の地名 熊本県熊本市西区河内町船津
 〃 緯度・経度 北緯32度49分47秒
         東経130度35分29秒
<公共交通機関利用の場合>
バス 交通センターから河内温泉方面行き乗車、河内亀石下車
<自動車利用の場合>
菊水インターから県道16号線、国道501号線を熊本方面へ約40分

■住所:〒861-5347 熊本市西区河内町船津
■電話番号:(096)328-2393 (熊本市観光振興課)
■駐車場情報:無