masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

2年5か月ぶり 阿蘇中岳火口は無残

気象庁が噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げた阿蘇山
阿蘇火山防災会議協議会は8日、現場の状況を視察した上で、引き続き火口周辺1キロを立ち入り規制することを決めた。
同日、山上の草千里ケ浜で野焼きが始まり、観光復興への期待も高まるが、規制解除の見通しを示すにはまだ時間がかかりそうだ。

冒頭、防災協会長の佐藤義興阿蘇市長は「火口に上る道路、火口周辺の状況、阿蘇山のロープウエー駅舎など、相当ひどく傷んでいる。
安全を確保するには、いろいろなことをしなければならない」と述べた。
メンバーからは「火口見学は安全が第一。今はその状況にない」「火口南側の砂千里ケ浜を通る中岳・高岳への登山ルートも、火口に上がってくるルートと重なる部分がある。登山規制も続けてもらいたい」などの発言があり、異論は出なかった。
会議では、火口周辺に設置されているガス検知器の一部が損壊しているとの報告もあった。



=2017/02/09付 西日本新聞朝刊=
二酸化硫黄の検知器が壊れているということで、用心のためガスマスクを装着しての取材です。
道路のあちらこちらに一抱えもありそうな大きな石が落ちていました。
火口付近に通じる有料道路を火山灰が覆い尽くし、足元はぬかるんでヌルヌルとしています。
1958(昭和33)年に営業を始めたロープウェーの駅の屋根は噴石が完全に貫通して穴があいていました。
観光客のための安全柵も噴火の衝撃で全て吹き飛ばされています。
火山灰は退避壕(ごう)の上にも厚く積もっています。



たどり着いた中岳第一火口では自然の脅威の裏側で人をひきつけてやまない雄大な光景が待っていました。
白い噴煙の向こうにエメラルドグリーンの湯だまりを見ることができました。
阿蘇市観光協会の稲吉淳一会長は「久しぶりに火口から出る煙をじかに見て、ここを全世界の人に早く見てもらいたいという気持ちがますます湧いてきました」と話していました。
警戒レベルは引き下げられましたが、今後も安全が確保されるまで火口から1キロ以内の立ち入りは再び禁止となります。