masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊電脱線事故で現地調査

22日夜9時半ごろ、熊本市中央区坪井の、熊本電鉄藤崎宮前駅から北へおよそ100メートルの踏切で、電車が脱線する事故がありました。


熊本電鉄によりますと、運転士は「藤崎宮前駅を発車した直後に違和感があり、ブレーキをかけたが衝撃があって脱線した」などと話しているということです。
事故を受けて、国の運輸安全委員会の調査官2人が23日午前9時半ごろ現地入りし、調査を行いました。
先頭車両は、車輪がレールから外れて沿線の建物のすぐわきで止まっていて、調査官は車輪部分を確認したり、踏切近くのレールに残された痕跡を調べるなどしていました。
運輸安全委員会の西本正人鉄道事故調査官は「踏切の手前で車両がレールから落ちた痕跡を確認した。


調べた結果を詳しく分析し、原因の特定につなげたい」と話していました。
この事故の影響で熊本電鉄では、始発から藤崎宮前駅と黒髪町駅の間で運休していて、黒髪町駅御代志駅の間で折り返し運転を行っています。
熊本電鉄は午後5時45分すぎに脱線した車両をレールに戻し、北熊本駅の構内に車両を移したということです。
熊本電鉄では、レールや車両の点検をするなどして安全が確保でき次第、運転を再開させたいとしています。