熊本地震の影響で休園していた熊本市動植物園がきょうおよそ１０か月ぶりに部分開園しました。
「おはようございます」
午前９時、およそ１０か月ぶりに動植物園が開園されると園内にこの日を待ちわびた子どもたちのはしゃぐ声が響きました。」
インタ来園した子ども「楽しい」「（何を見ました？）「うれしいかったし、しごかった」
動植物園は去年の熊本地震で通路や給水管などに大きな被害を受けましたが、
比較的被害の少なかったエリアだけでも観てもらおうと復旧工事を進め、
きょうから土曜、日曜、祝日限定で部分開園することになりました。
観られる動物はゾウ、キリンなど全体の２割ほどですが、園ではこれから少しずつ開園のエリアを増やしていければと話しています。
また動 物ふれあい広場や観覧車、モノレールなどほとんどの遊戯施設も利用できるようになっています。
熊本市動植物園の部分開園は土・日・祝日のみで当分は入園無料です。
園内では液状化や地盤沈下の復旧工事が続いており、被害が比較的小さかった約４割のエリアを使い、約４分の１の種類の動物のみを公開。
一部が再開された動植物園でヤギとふれ合うこどもたち＝２５日午前１０時５０分、熊本市、福岡亜純撮影
この日は好天にも恵まれ、待ちわびた家族連れが朝からずらり。
園は「お待たせしました」と手書きの貼り紙で出迎えた。
子どもたちはさっそく、ヤギとふれあうなどして楽しんだ
