masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

天草市の小学生が「アマモ」を植え付け

漁業が盛んな天草市の離島で地元の小学生が、「海のゆりかご」とも呼ばれる海草「アマモ」の植え付けを行いました。


「アマモ」は浅い海の砂地に育ち、さまざまな生き物の生息場所になることから、「海のゆりかご」とも呼ばれていますが、近年は環境の変化などで減少傾向にあります。
天草市御所浦町にある御所浦小学校では、身近な環境について考えようと、地元の漁業者などで作るグループの呼びかけで、去年11月に「アマモ」の種まきを行い、水を替えるなどしながら、アマモを育ててきました。
10日は、アマモの藻場がある御所浦島南部の海岸を児童たちが訪れ、10センチほどに育った苗を、海中で自然に分解される特殊な素材のポットに移し替えた後、冷たい海水にひざの上までつかりながら砂地を掘って植え付けました。
今回植えた「アマモ」の苗は、順調に育てば、6月ごろには1メートルほどに育つということです。
植え付けを行った児童は「アマモが大きくなって魚のすみかになってほしいです」と話していました。


からだは細長い葉と地下茎からなり,砂泥域に地下茎を伸ばして生育する雌雄同株の多年生の草本種子植物)である。
沿岸域の主要な一次生産者であり,多様な動物の生息場所となる「アマモ場」を形成する。
葉は細長く,先端はわずかに尖り,5〜7本の葉脈(維管束)が葉の先端から基部まで平行に走っている。
葉の縁には顕微鏡的な鋸歯は見られない。
種子による繁殖と,地下茎から新芽を出す栄養繁殖を行う。花は6月頃に咲く。
和名「アマモ」は,地下茎を噛むと甘みを感じることに由来する。