masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

日本人の身長はすでにピークを過ぎた

4月4日 16時56分
日本人の身長はすでにピークを過ぎた…、そんな説があるのをご存じでしょうか。
最新のデータでもその説が裏付けられるような数字が出てきています。
「そうなの?もっと背が高くなりたいのに!」 そんな声に応えようと取材を始めてみました。
最近の若者 背は高くない?
“最近の若者は背が高い”“平均身長は伸び続けている”私(記者30代)もそう思っていました。
ところが…国が行っている子どもの発育状態の調査結果を調べてみると、逆の数字を示していました。

最初の調査は昭和23年度。17歳の平均身長は、男子が160. 6センチ。女子が152. 1センチでした。
日本人の平均身長はそこからおよそ50年間右肩上がりに伸び続けます。
平成6年度に男子は170.9センチ、女子は158.1センチに到達。
男子は10センチ以上、女子も6センチも高くなりました。
しかし…この後は実は、この平均身長を超えた年は一度もありません。
先月発表された最新(平成28年度)の調査では男子は170.7センチ、女子は157.8センチ。
ここ10年ほどは男女ともにピーク時より2ミリから3ミリ低い年度が多くなっているんです。
なぜ伸び続けない?
なぜ、戦後から続いてきた平均身長の伸びが止まったのか。
子どもの発育に詳しい国立成育医療研究センターの医師の堀川玲子さんに聞いてみました。
堀川さんは栄養面での要因が大きいと指摘しています。
「戦後、それまで不足していた栄養、特にタンパク質の摂取量が増えたのが背が伸びた大きな要因と考えています。
栄養状態が十分に改善したため、日本人の身長のピークに到達し背の伸びが止まっていると思われます」
また今は子どもの睡眠時間、それに運動や外遊びの機会は減る傾向にあり、背を伸ばすのに好ましくない状況にあると警鐘を鳴らす専門家もいました。
この数字だけから見ると、子どもに背が抜かれることで子どもの成長を実感する…という時代ではなくなるのかもしれません。
子どもの成長は、遺伝などの内的な要因が大きいとはいえ、大切なのは「栄養」「睡眠」そして「運動」。
それぞれ背を伸ばすために何に気をつければいいのか、専門家に取材しました。
まず「栄養」。大切なのは必要なカロリーをふだんの食事でしっかりとること。肥満状態ではないのにダイエットをしてしまっては、身長を十分に伸ばせないかもしれないということです。そしてタンパク質の摂取。背を伸ばすのはカルシウムと考えている人もいますが実はカルシウムは骨を強くするもの。実際に背を伸ばすことに関わっているのはタンパク質です。肉、魚、大豆などタンパク質を含んだ食品をとることが大切です。
そして「睡眠」。大切なのは睡眠時間と深さです。
成長ホルモンは眠りについてから最初の3時間の深い眠りの間に分泌の大きなピークが来て、そのあとおよそ3時間おきにまた分泌のピークが来ます。
分泌のピークを3回は得られるよう、小学生までは8時間は、忙しくなる中学生でも7時間は睡眠をとってほしいそうです。
最後に「運動」。注意してほしいのは”過度”な運動です。
”適度”な運動は成長ホルモンの分泌を促し、骨も強くします。
しかし背が伸び悩んでいると病院に診察に来る子どもの中には、激しい運動で成長に必要なエネルギーまで消費してしまっているケースがあるそうです。