masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

熊本地震後の熊本赤十字病院

熊本地震】4/14〜熊本赤十字病院の活動(6/6更新)

4月14日(木)21時26分に発生したマグニチュード6.5(暫定値)、震度7地震
そして本震と言われている4月16日(土)1時25分に発生したマグニチュード7.3、震度7地震
多くの方々が被災されました。
「まさか」という衝撃にかられながらも熊本赤十字病院では患者さんのため一時も早く病院としての機能を建て直し・維持しようと職員一丸となり対応にあたりました。
※以下、4/14地震発生以降の熊本赤十字病院の活動報告です。

4月14日(木)21:35 診療体制を災害モードに切り替え


01_4.14正面玄関 04_4.14救命救急C待ち合い
院内では外傷の患者さんが増加

診療体制を災害モードに切り替え正面玄関前まで診療スペースを拡大
23:25震源地付近の被害状況確認のため先遣隊が病院を出発

4月15日(金)0:20 病院救護班第1班が特殊医療救護車両ディザスターレスキューにて益城町へ出発
その後、益城町体育館前にて救護活動を開始


4/14〜15 病院受入患者数(4/15 16:00時点) 364名

4月16日(土)1:25 震度7 本震発生 
救命救急センターから病院本館一般外来診療スペース・ホスピタルストリートへ場所を移し、診療エリアを拡大して診療開始


08_4.16本震直後@けやき通り
患者さんであふれる院内
10_緊迫した医療現場
混乱の中でも、発令された災害モードに基づき役割を決めて対応する職員ら

4/16 病院受入患者数(23:20時点)585名   
帰宅困難となられた方は熊本健康管理センターおよび熊本県立大学にて受入れ

4月18日(月)
断水のため災害時用に常備している貯水層の貯水率が低下。
透析、緊急手術への対応が心配される中、自衛隊による継続的な給水が決定。
陸上自衛隊えびの駐屯地第24普通科連隊(4/18〜)および航空自衛隊新田原基地(4/19〜)、
国土交通省九州地方整備局(4/20〜)などの皆さんが24時間体制で病院貯水槽へ給水を行ってくださり、
診療を継続することができました。(4/24まで継続)

4/17〜4/18 病院受入患者数(4/18 8:20時点) 448名  *4/14〜総計1,397名


24時間体制で給水を行ってくださる自衛隊の皆さん

東北大学総合地域医療教育支援部の石井正教授(宮城県災害医療コーディネーター)が駆け付けられ、被災地を視察。
東日本大震災時の経験をもとにサポートしてくださいました。

病院災害対策本部にて挨拶される石井正先生

4月19日(火)
地震発生から5日目。被災地周辺や避難所で車中泊を行う方に肺血栓症深部静脈血栓症などエコノミークラス症候群とよばれる疾患を発症する方が増加。
病院ではDVT(深部静脈血栓症)対応チームを結成し、医師らが避難所を巡回。
エコノミークラス症候群の患者さんの調査と予防のため弾性ストッキングの配布や体を動かす呼びかけを実施しました。

弾性ストッキングを積み込み、避難所へ出発する医師ら

避難所で弾性ストッキングを利用した予防法などを指導するスタッフ

4月20日(水)

休診していた一般外来診療を再開。通常どおりの診療を開始。
全国の赤十字医療施設から医師・看護師ら41名が病院支援のため熊本赤十字病院に到着。

地震の影響により診療を休止している熊本市民病院からは看護師の方11名がサポートにきてくださいました。

4月22日(金)
各避難所で救護活動を行っている救護班から、下痢・嘔吐・インフルエンザなど感染症の発生と人工肛門人工膀胱など排泄ケアが必要な方や褥瘡、皮膚疾患のある方への対応に関する報告を受け、専門化による医療支援が必要であると判断し、当院では専門性を持つ医師・看護師らによる感染管理チームと皮膚・排泄ケアチームを各避難所に派遣。
避難所スタッフの方々と協力し、避難所の衛生管理や巡回診療を行いました。



また、感染症の問題については調査の結果、トイレなど手洗い水の不足が感染拡大の一要因であるということが判明したため、当院が保有するERU(Emergency Response Unit)資機材を活用し、まず益城町体育館の仮設トイレ近くに手洗い設備を整備しました。

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■4月23日(土)
9:00 南阿蘇の避難所にてノロウイルス集団感染の情報あり
13:00 南阿蘇中学校へノロウイルス対策としてテント4基、簡易トイレの搬送準備開始
15:30 職員を招集し、院内会議室にノロウイルス患者専用スペースを準備
16:50 ICTチームを南阿蘇中学校へ派遣。
生活スペースでの土足禁止、靴入れ用袋配布、スタッフによる床拭き、
炊き出し場と仮設トイレを離れた場所へ移動(ゾーニング実施)など感染拡大防止活動を実施。

阿蘇中学校避難所のようす

避難所スタッフの方から現状報告を受けるICTチーム

■4月26日(火)
8:15 蒲島県知事(日本赤十字社熊本県支部長)が視察のため来院