masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

JR熊本駅構内に新商業施設

春高架下の敷地へ拡張
2017/4/15 09:204/15 09:36updated
JR九州は14日、2018年春の熊本駅周辺の在来線高架化完了に合わせ、駅構内に新たに商業施設を整備する計画を明らかにした。高架下の敷地(約3万平方メートル)の一部を利用し、既存の商業施設を約2・5倍に広げる。
線路で隔てられ、地下通路で行き来している駅の東西は1階部分で一体化され、利便性が高まる。


商業施設は、新幹線口(西口)にある「えきマチ1丁目」西館を白川口(東口)まで増床する形で、夏までに着工する。
店舗面積は現在の約2800平方メートルから約7600平方メートルに増やす計画だ。

熊本の食を中心とした商業施設として、土産品や実演販売、飲食のテナントを充実させる。
青柳俊彦社長は同日、熊本市であった熊本地震復興再生会議のシンポジウムで講演し「人口から考えると、熊本駅
乗車人員はもっと伸びる。陸の玄関口にふさわしい、発展する熊本の副都心としてのにぎわいをつくりたい」と述べた。
同社は、熊本駅周辺の約7万平方メートルの開発計画を進めている。
高架化に伴い、19年春に在来線の新しい駅舎が完成し、21年春には商業施設を中心とする大規模な駅ビルを開業する予定。
駅周辺にはマンションや立体駐車場も建設する。
開発構想によると、駅ビルは14階建てで、延べ床面積は博多駅ビルの約20万平方メートルに次ぐ約11万平方メートル。
1〜7階は商業施設、8〜14階はホテルとし、19年春に着工する予定。
商業施設のほか、ホテルや宴会場、複合映画館(シネコン)が入る。
目玉施設として、滝や緑を配置した「立体庭園」も計画している。
熊本市都市計画審議会は3月、大規模集客施設の建設を可能とする土地の用途変更を承認した。(亀井悠吾)