masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

阿蘇山ガス検知器復旧は2月ごろ

05月23日 17時22分
環境省阿蘇山の中岳第1火口に設置している火山ガスを検知する機器について、ほぼすべてを取り替えるのに来年2月ごろまでかかる見通しを明らかにしました。
環境省によりますと、阿蘇中岳第1火口の周辺には、安全に火口を見学するため、火山ガスを観測する検知器が6機、設置されているほか、検知機から送られてきたデータを集約する機器が火口近くの監視小屋に設置されていました。

しかし、去年10月の噴火で電気や通信設備が被害を受け、機器の多くも故障しました。
環境省では噴火警戒レベルが1に下がったことし2月以降、被害状況をくわしく調べたところ、ガス検知器は6機のうち5機が使えない状態となっている上、データを集約する機器も故障していたことがわかりました。
このため、環境省ではほぼすべての機材を取り替えることを決め、ガスの検知器の復旧工事についてはことし8月ごろから着工し、来年2月ごろまでに工事を完了させる見通しを明らかにしました。
環境省・九州地方環境事務所は「火山ガスの検知は安全な火口観光にとって欠かせないものなので、1日も早い復旧を急ぎたい」としています。