熊本市電が脱線、３７００人に影響
2017年06月22日 11:57 現在
２１日夜、熊本市電が熊本市交通局前で脱線事故を起こし３７００人に影響が出ました。
健軍町発交通局前行きの２両編成の市電が、交通局前で乗客を降ろし車庫に向かう
途中、後ろの車両の車輪が軌道を外れ脱線しました。
熊本市交通局によりますと脱線事故があったのは昨夜午後８時２０分ごろで健軍町発・交通局前行きの２両編成の低床電車が反対側の線路に移動しようとしてレールに乗り上げ脱線しました。
線路を点検したところ進行方向を切り替えるポイント部分のバネが折れていたということです。
脱線した電車に乗客はおらず、乗務員２人にもけがはありませんでした。
交通局前の線路では３年前にも、ポイント部分のバネが折れて電車が立ち往生したことがあり今月１２日に行った半年ごとの定期点検では異常はみられなかったということです。
この事故のため昨夜は終電までの上下あわせて６８本が運転を取りやめおよそ３７００人に影響が出ました。
熊本市電はきょうは始発から平常通り運行しています。
